ナット・キング・コール 『恋こそはすべて』 (SACDハイブリッド) SSVS-010

　1957年に制作されたナット・キング・コールの代表作が、SACD/CDハイブリッド盤で登場します。1919年にアラバマ州モンゴメリーで生まれたナット・キング・コールは、アメリカを代表するシンガーとして世界的に知られる存在です。ゴードン・ジェンキンスが指揮するオーケストラと一緒に収録された本作は1957年12月にレコーディングが実施され、翌年4月にモノーラルLPが、同年にテープメディアでステレオが、続いて59年にステレオLPが発売されました。50年代後半、レコード会社は従来のモノーラル録音に加え、ステレオ録音にも着手し始めた時期で、キャピトルから発売された本作は彼にとって初のステレオ録音となりました。艶やかな響きを湛えたオーケストラの演奏をバックに歌われる本作は、ナット・キング・コールの名唱を見事に捉えた名盤です。テンポのゆったりとしたバラードを中心に構成された本作は、キャピトルが取り組んでいた最先端のレコーディング技術を集約し制作されており、繰り返し聴くほどに新たな発見があります。

　今回のSACD/CDハイブリッド盤は、米国に保管されているアナログマスターテープからフラットトランスファーにて商品化しています。エンジニアはキャピトル・スタジオのヴェテランとして活躍しているRobert Vosgien氏。高橋健太郎氏による新規ライナーノートでは、キャピトルのモノーラルおよびステレオ録音における取り組み方の違いや、モノーラル版とステレオ版の聴き処などについて言及しています。

1. When I Fall In Love（MONO)
恋に落ちた時

2. Stardust（MONO)
スターダスト

3. Stay As Sweet As You Are（MONO)
ステイ・アズ・スイート・アズ・ユー・アー

4. Where Can I Go Without You（MONO)
君ありてこそ

5. Maybe It’s Because I Love You Too Much（MONO)
アイ・ラヴ・ユー・トゥ・マッチ

6. Love Letters（MONO)
ラヴ・レターズ

7. Ain’t Misbehavin’（MONO)
浮気はやめた

8. I Thought About Marie（MONO)
マリーのことばかり

9. At Last（MONO)
アット・ラスト

10. It’s All In The Game（MONO)
恋という名のゲーム

11. When Sunny Get’s Blue（MONO)
ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー

12. Love Is The Thing（MONO)
恋こそはすべて

13. When I Fall In Love（STEREO)
恋に落ちた時

14. Stardust（STEREO)
スターダスト

15. Stay As Sweet As You Are（STEREO)
ステイ・アズ・スイート・アズ・ユー・アー

16. Where Can I Go Without You（STEREO)
君ありてこそ

17. Maybe It’s Because I Love You Too Much（MONO)
アイ・ラヴ・ユー・トゥ・マッチ

18. Love Letters（MONO)
ラヴ・レターズ

19. Ain’t Misbehavin’（STEREO)
浮気はやめた

20. I Thought About Marie（STEREO)
マリーのことばかり

21. At Last（STEREO)
アット・ラスト

22. It’s All In The Game（STEREO)
恋という名のゲーム

23. When Sunny Get’s Blue（STEREO)
ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー

24. Love Is The Thing（STEREO)
恋こそはすべて


※５曲目と17曲目、６曲目と18曲目は同一音源となります。これは17曲目と18曲目のステレオ音源がそもそも存在しないことによるものです。ご了承ください。


■ディスク形態：SACD/CDハイブリッド盤（ステレオ／モノーラル）
■音匠レーベルコート採用


※ステレオサウンド社独占販売品です。お求めは、ステレオサウンドストアおよび全国の有名オーディオショップをご利用ください。また、生産数限定商品のため、売り切れの際は何卒ご容赦ください。