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石川さゆりの類稀なる歌唱力、表現力、声質が存分に味わえる
「Stereo Sound Reference Record 石川さゆり」誕生。

　石川さゆりの声質を最も知り尽くすレコーディングエンジニア、日本を代表する音作りのプロ集団ミキサーズラボ会長・内沼映二が選曲／構成した「Stereo Sound Reference Record 石川さゆり」をお届けいたします。

　このアルバムの選曲基準は、石川さゆりの類稀なる歌唱力、表現力、声質が存分に味わえる楽曲であること、そして詞・曲・編曲のバランスが整った楽曲であること。これらを念頭におきながら、内沼自身が担当エンジニアとして大きな手応えを感じた12曲を厳選。収録楽曲は、石川さゆりがテイチクレコードに移籍した2000年以降の楽曲から選び抜かれました。歌手・石川さゆりのレパートリーは幅広く、歌謡曲や流行歌はもちろんのこと、ポップス、ジャズ、浪曲、俗曲など、あらゆるジャンルの楽曲を自分のものにして歌いこなしています。

　このSACD盤では、録音されたオリジナルマスターに調整を加えないフラットトランスファーを基本方針としてリマスタリングを行なっているため、どの楽曲も音圧を稼ぐためのコンプレッションはかけていません。そのためオリジナル・リリース時に比べると音量が小さくなっていますが、ご自身のオーディオシステムで最適なボリュウム位置まで音量を上げることで、伸びやかな石川さゆりの歌声がスタジオの空気感とともにダイナミックに浮かび上がってくるはずです。

※一曲ごとに聴きどころを解説したライナーノート付属