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河野智美/リュクス(SACDハイブリッド) MECO-1031


■発売日:2015年10月21日
■品番:MECO-1031

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今、ここに問う、クラシック・ギター20世紀芸術の金字塔
特に讃えたいのが、彼女の選曲眼の素晴らしさ。何らかの意味で魅力的な曲目が精選され、それも余りに知的で教条的に思われるような前衛的作品は避けて、感性的・叙情的な満足感、加えて難技巧克服の満足感を聴き手と楽しく分かち合うような、充実しきったプログラムなのである。それにしてもなんと見事な新生面の発露であろうか。しかも肝心なのは、ここに現れた「ギター新音楽の旗手」としての彼女が、先のアルバムに聴いた彼女と、少しも変わらないデリカシーとポエジー、聴き手の心に寄り添うしなやかな優しさを湛えたギタリストであることだ。このアルバムが、近来ギター・アルバムの領域に現れた最上級の成果に属することを私は疑わない。(濱田滋郎 ライナーノーツより)

―「レコード芸術」【器楽曲】特選盤(2015年12月)



■収録曲目
トリロジー (フレデリック・ハンド)(日本初録音)
① I. Moderato
② II. Gently
③ III. Allegro

④ 焔ほのかに燃ゆる時 (ラルフ・タウナー 〜 セルジオ・アサド編)
⑤ トッカータ・イン・ブルー (カルロ・ドメニコーニ)
⑥ リフレクションズ (アンドリュー・ヨーク)
⑦ ジャグラーズ・エチュード (ラルフ・タウナー)
⑧ タンゴ・アン・スカイ (ローラン・ディアンス)
⑨ バードランドの子守歌 (ジョージ・シアリング 〜 啼鵬編)
⑩ 君は我がすべて (ジェローム・カーン 〜 ローラン・ディアンス編)

ジャズ・ソナタ (デュージャン・ボグダノヴィチ)(日本初録音)
⑪ I. Allegro non
⑫ II. Lento
⑬ III. Andante
⑭ IV. Allegro molto

⑮ 祈り


アルバム「リュクス」に寄せて
現在活躍している作曲家たちが作り出す名曲の数々に、比較的早い段階から容易に触れることになるクラシック・ギターという楽器のおもしろさを、改めて感じずにはいられません。多くの優れた楽曲では、民族音楽やジャズ、ロックなどの要素が巧みに織り込まれていて、その土地独特の音楽の素晴らしさ、様々なジャンルの音楽の楽しさを、ギターを弾くことで自然に受け入れることができるのです。クラシック・ギターという楽器はいままさに生きている、歴史が作られ続けていると感じます。

私がジャズの要素を取り入れたクラシック・ギター作品「ジャズ・クラシック」の領域に注目したのも、そんな自然な流れからです。実際ジャズがとても好きなのですが、よく聴いていたのはジャズ・ギタリストよりもサラ・ヴォーンやエラ・フィッツジェラルドとい
った女性歌手と、あとは圧倒的にR&B分野の歌手で、その歌心や歌い方に惹かれていました。ジャズの歌い方を学びたくてヴォーカル・スクールに通った時期もありました。

ですが私はジャズをやりたいわけではない、クラシック・ギターでなにができるのか考えたとき、親しみやすい和声で巧妙にジャズを取り入れている作曲家に興味を持つようになりました。そして名曲が溢れていることに気がついたのです。そのような作曲家がどのよ
うな音楽を好み、どこに旅をし、なにに影響されたのか、とても興味深いです。

前作「祈り Oracion」より以前から、いつか「ジャズ・クラシック」をテーマにしたアルバムを作りたいという思いはありました。「ジャズ・ソナタ」や「トッカータ・イン・ブルー」などのレパートリーを積み重ねてきたこと、「トリロジー」のような名作に真剣に取り組みたいという気持ち、大好きなジャズの楽曲をギターで弾いて届けてみたい、など・・・機が熟してそれらの思いを形にできたことに充足感と感謝の気持ちでいっぱいです。

「リュクス」では、20世紀・21世紀ヴィルトゥオーゾの方々へ尊敬の念を込め、私の感覚に訴えてくる作品、演奏することでもっと多くの人に知っていただきたい作品を並べました。ここに挙げた作曲家の殆どが優れたプレイヤーでもあることは、クラシック・ギター
の特異性でもあり、ギターをより魅惑的なものとしている理由でもあるのではと思います。私にとってはとても贅沢=リュクスなラインナップであり、彼らと同時代に生きて活動できていることをとても幸せに思います。
なお、選曲にあたってはたくさんのアドヴァイスや資料をいただいた高田元太郎先生に改めて感謝を表したいと思います。

2015年9月 河野 智美

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