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朝沼思考 朝沼予史宏の仕事 1983-2002【オンデマンド書籍】

販売価格 ¥ 15,715 税込
[ 143 ポイント進呈 ]

■発売日:2012年6月30日
■ISBNコード:9784880732862

※本書は、実際の雑誌を1ページずつスキャンし、画像処理を施した上で印刷、製本したものです。したがって、写真や文字などに若干のニジミ、ボケ、かすれなどが生じることがあります。あらかじめご了承ください。


■没後10年記念別冊ステレオサウンド。編集部をまたいで制作された、600ページにもおよぶ一冊です

ステレオサウンドから発刊されたさまざまな出版物において、朝沼予史宏が記した言葉、発した声を集めた一冊。季刊ステレオサウンド、月刊HiVi、季刊ホームシアター、そして各種別冊に掲載されたおびただしい数の記事のなかから、担当誌の元編集長各人が、今、改めて読み返してほしいと感じた記事を厳選し、再録している。没後10年となる節目の2012年、彼の活躍と足跡を偲びながら、趣味としてのオーディオおよびオーディオビジュアルへの情熱、そして高音質・高画質への高い志を改めて感じていただきたい。



オーディオ評論家・オーディオビジュアル評論家 朝沼予史宏先生がステレオサウンドに初めて登場したのは、1983年秋号として発売された68号である。そしてあれからおよそ30年。2012年のこんにち、オーディオとオーディオビジュアルを取り巻く環境は大きく変化した。しかしその一方でまったく変らないものもある。それはよい音とよい絵を求める志だ。

本書は、生涯を賭してそれを求め続けた朝沼先生が、音への目覚めを自覚した瞬間から、志半ばで他界されるまでの間に、ステレオサウンドのさまざまな雑誌に綴り、語ってきた思いや考えを1冊にまとめた本(電子書籍)である。
収録している記事は、ともに雑誌の編集に携わったステレオサウンドとHiViの元編集長3人により厳選したもの。時を経て色あせない記事、時を経て一層輝きを増した彼の言葉。そんな視点で選んだページには、今を生き、オーディオとオーディオビジュアルを趣味とする読者のみなさんに、改めてお読みいただきたいメッセージがずらりと並ぶことになった。

この深く広い趣味の世界に長く親しんでいらっしゃる方、ふと覗き込んでしまった方、しばらく遠ざかっている方。この本が、音、音楽、そして音と映像のイリュージョンの世界に遊ぶ、すべての方々に届くことを心から願っている。


CONTENTS
■はじめに
4 朝沼思考 Introduction

■ステレオサウンド
12 ステレオサウンド 表紙1983年秋号 No.68 表紙
13 スーパーマニア 17 朝沼吉弘1983年秋号 No.68 P61-69
23 1枚のECMディスクが聴かせるもうひとつのオーディオ史 ECMスペシャルエディション1984年春号 No.70 P413-420
31 ヨーロピアンサウンドの新しい主役たち いま、ヨーロッパのオーディオシーンがおもしろい1986年夏号 No.79 P375-382
40 究極のサウンドシステム1986年秋号 No.80 P144-151
49 最新コンポーネントによるサウンドデザイン24 朝沼予史宏のサウンドデザイン1988年秋号 No.88 P81-107
76 スモール・ハイパフォーマンス! スピーカーの第三革命いま進行中1989年夏号 No.91 P192-199
84 ぼくはアナログに耳を傾けたい ロクサン開発者、モグハダム氏との対話から1990年冬号 No.93 P468-471
89 スレッショルド社 訪問記 ネルソン・パスに出会う旅1990年夏号 No.95 P399-409
100 創刊100号記念特集 究極のオーディオを語る1991年秋号 No.100 P114-117
104 究極のアナログ再生をめざして 5人のオーソリティにきくハイクォリティ・アナログ再生の魅惑的世界1993年春号 No.106 P304-307
108 ’95 現代スピーカー その潮流を展望する1995年夏号 No.115 P98-105
117 BIG WAVE 史上空前のメカニズム エソテリック PO発進1998年冬号 No.125 P411-422
130 レコード演奏家訪問 菅野沖彦1999年冬号 No.129 P94-101
138 ハイエンドスピーカーへの招待 現代ハイエンドスピーカーの潮流1999年春号 No.130 P148-155
146 スイス・ゴールドムンド訪問記2000年春号 No.134 P324-329
152 スーパーCD&マルチチャンネルオーディオ時代のサウンドシステムデザイン2000年夏号 No.135 P94-98
158 JBL Project K2 S9800 2001年秋号 No.140 P96-103
166 JBLオールスターズがわが家にやってきた! 2002年冬号 No.141 P432-436
172 音を描く10のキーワード 躍動感・辛口2002年秋号 No.144 P110-121
184 追悼 朝沼予史宏先生2003年春号 No.146 P188-189
186 ステレオサウンド 表紙2003年春号 No.146 表紙

■HiVi
187 HiVi 表紙1984年4月号表紙
188 今月の特選ソフト2 VHDディスク ピンク・フロイド 「ザ・ウォール」1984年4月号P120-123
192 ’86 Video Disc My Best 10 1987年2月号VDV19
193 HiVi’s Viewpoint HiVi時代のAVテレビ論1984年8月号P59-64
199 ’87 My Favorite Disc Best 10 1988年2月号VDV23
200 AVからHiViへ! サウンド面の強化が、映像表現の量すら変えてしまう1984年8月号P68-69
202 特別対談 HiVI SESSION 山中敬三氏邸に夢のHiViシステムが完成! 失われた声を求めて1985年5月号P16-26
213 サラウンド特集第3弾 映画は音だ! ドルビー・サラウンド大研究 AV-300徹底研究1985年5月号P31-39
222 ’88 My Favorite Disc Best 10 1989年2月号VDV23
223 特別対談 HiVI SESSION PART Ⅱ 風のような低音が欲しい。1985年6月号P67-74
231 特別対談 HiVI SESSION PART Ⅴ 音を観る、絵を聴く。1985年9月号P135-143
240 ’89 My Favorite Disc Best 10 1990年2月号VDV21
241 新・HiVi人宣言1986年4月号P39-42
245 ’90 My Favorite Disc Best 10 1991年2月号VDV20
246 RELAY エッセイ クォリティからテイストへ。1986年5月号P104-105
248 趣味のコンポーネントAVのすすめ 考える耳となり考える眼となって、1枚のディスクを味わいつくす。1986年10月号P50-55
254 ’91 My Favorite Disc Best 10 1992年2月号VDV20
255 Welcome To The HiVi World ’87 AVの何にこだわるか? 忠実色と快適色を考える。1987年3月号P41-46
261 新・音場空間へのパスポート 臨場感再生への新しい視座1987年4月号P41-46
267 HiVi COMPO 特別篇 私とBVM-2010のネバーエンディング・ストーリー1988年11月号P217-222
273 ’92 My Favorite Disc Best 10 1993年2月号VDV18
274 気になる筆者のAVルーム訪問記1988年9月号P104-109
280 ’93 My Favorite Disc Best 10 1994年2月号VSV34
281 シアター・サウンド大研究 映画は音だ! ’89 1989年4月号P39-48
291 ’94 My Favorite Disc Best 10 1995年2月号VSV33
292 THE HiVi COMPO JBL ”K2” PROJECT S9500 1990年1月号P50-57
300 サラウンド特別企画「仮面の中のアリア」のサウンドデザインを味わい尽くす1990年7月号P110-115
306 特集「ベストバイを聴く」 オーディオビジュアルのためのスピーカーを考える1990年8月号P50-54
311 ’95 My Favorite Disc Best 10 1996年2月号VSV32
312 SPECIAL REPORT ジャズを観る音 新時代リアル・サウンド派スピーカーで満喫するジャズLDの醍醐味1991年1月号P42-49
320 特集 レーザーディスク10年の軌跡 LDプレーヤーの変遷からみたLD10年の歴史と展望1991年10月号P146-151
326 HiViライターのAVルーム訪問1993年4月号P82-88
333 ’96 My Favorite Disc Best 10 1997年2月号VSV32
334 ワイドスクリーン版「地獄の黙示録」 映画の高品位再生のためのHiViノート1993年5月号P30-35
340 テレビはいかに発展してきたか1993年6月号P42-45
344 特別対談 HiVI SESSION 大画面とハイファイを両立させるために 朝沼流プライヴェートシアター構築法1993年6月号P166-171
350 朝までディベート 大画面映像にラインダブラーは必要か!? 1994年4月号P110-115
356 ’97 My Favorite Disc Best 10 1998年2月号VSV32
357 ’98 My Favorite Disc Best 10 1999年2月号VSV33
358 ハイビジョンLD 今月の1枚「キース・ジャレット・ライブ・アット・イースト1993」1994年10月号VSV17
359 北の街に生き続ける”ボイス・オブ・ザ・シアター”の響き1995年8月号P23-30
367 ワイドの特権 ワイドビジョンだからこその映像ソフト享楽法1995年9月号P33-39
374 追悼 山中敬三先生の思い出1996年1月号P147-148
376 HiViライター11人に聞く「世紀末的AVライフの愉悦」1996年5月号P18-23
382 DVD AUDIO WORKSHOP SESSION 1 DVDオーディオは360度ステレオだ! 2001年5月号P142-145
386 必携DVDソフト攻略術 マイ・リファレンス・ディスク2001年6月号P26-27
388 HiViライターのAVルーム訪問 自分の音、自分の絵。2001年7月号P106-111
394 ’99 My Favorite Disc Best 10 2000年2月号VSV33
395 DVD「ハンニバル」&「羊たちの沈黙」読解術2001年11月号P25-33
404 Episode-3 ”It’ll bring you good fortune.” 4.0chサラウンドて堪能する、空想英雄神話の音の迫力2001年12月号P38-39
406 2002年はマルチで行こう! 2002年1月号P34-35
408 ’00 My Favorite Disc Best 10 2001年2月号VSV41
409 AV STYLE 2002 Vol.1 2002年3月号P25-36
421 ’01 My Favorite Disc Best 10 2002年2月号VSV41
422 新・音楽劇映画(ダイヤモンド)の輝きに魅せられて 「ムーラン・ルージュ」2002年5月号P44-47
426 MULTI CHANNEL AUDIO WORK SHOP SPECIAL SESSION「マルチで満足」2002年11月号P138-142
560 追悼 朝沼予史宏さんの想い出2003年1月号P192
431 第18回HiViグランプリ 選考を終えて2003年2月号P73
432 朝沼予史宏さんを偲ぶ「忘れ得ぬ人、見果てぬ夢」2003年2月号P242-243
434 HiVi 表紙2003年2月号表紙

■ホームシアター
435 ホームシアター 表紙1991年 創刊号表紙
436 ハイクォリティな絵と音で楽しむ前に ホームシアター・システムの現状を見る1991年 創刊号P84-95
448 ホームシアターへの長い道 序論ー部屋もコンポーネントのひとつである1992年 Vol.4 P112-116
454 ホームシアターへの長い道 II 部屋が完成して始まった、オーディオビジュアルを巡るもうひとつの旅1993年 Vol.5 P84-88
460 Super HiVi Chapter1 高品位な映像と音のメディアミックス。時代はスーパーHiViへ1999年 夏P130-134
465 Super HiVi Chapter2 高級AVセンター 7モデルの音を聴く1999年 夏P135-142
474 Super HiVi Chapter1 融合と共生 マルチch&大画面時代の「オーセンティック」を考える2000年 夏P134-137
478 Super HiVi Chapter2 21世紀のハイエンドホームシアター像2000年 夏P138-146
487 Super HiVi Chapter3 今注目したい珠玉のハイエンドAVエクイップメント2000年 夏P147
488 Super HiVi Chapter1 完全デジタルリンクが実現する映像と音の新世紀2000年 Vol.12 P146-149
492 Super HiVi Chapter2 大画面映像の常識を覆すデジタルリンクの可能性2001年 Vol.13 P150-157
500 Super HiVi Chapter3 ハイエンド流儀のこだわりで映画の真髄に迫る2001年 Vol.13 P158-163
506 ホームシアター 表紙2002年 Vol.20 表紙

■増刊・別冊 ビートサウンド
507 別冊・増刊 表紙別冊・増刊表紙
508 僕のAVマジカル・ミステリー・ツアー1985年 ’85 AV研究P12-35
522 現代アナログ論 ニューアナログの魅力を解く1996年 アナログバイブルP36-47
534 もっと響きを! CINEMA-DSPが描く広大な音場空間。DSP-A1で聴くマルチチャンネル再生の醍醐味1998年 ヤマハシネマDSPのすべてP10-15
540 これまでのAV これからのAV HiViライターのプライヴェートシアター公開1998年 創刊15周年記念P24-25
543 HiViの軌跡 ぼくとAVの15年1998年 創刊15周年記念P51-55
548 心に残るオーディオコンポーネント あのときの真剣勝負がなかったら、きっといまの自分の音はなかっただろう2000年 音(オーディオ)の世紀P50-51
550 心に残るオーディオコンポーネント JBL Project K2 S9500 2000年 音(オーディオ)の世紀P100-101
553 心に響くビートを聴き取るために。もっと話そう、音楽とオーディオのこと。2003年 Beat Sound 創刊号P63-69

■書下し
561 朝沼思考 特別寄稿 それが朝沼予史宏だった
569 朝沼思考 朝沼予史宏とHiVi編集部の6805日
576 朝沼思考 消しゴムでは消せない頭の中の言葉たち
582 朝沼思考 奥付


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