■発売日:2023年11月29日
■雑誌コード:67970-33
■ISBN:9784880735047
ガラード301やトーレンスTD124をはじめ、
EMT927/930やSME、そしてオルトフォンやデッカなど、
現在でもなお根強い人気を誇る
ヴィンテージ・アナログオーディオ機器。
こうした往年の名器たちの魅力や
ブランド・ストーリーを、この一冊に凝縮。
さらには微に入り細にわたる使いこなしのノウハウや
301/TD124の入念なレストア法公開など、
まさに「本物志向」のアナログ・オーディオファイル
必携のバイブルだ。
CONTENTS
●Top-Sounding Vintage Analog-Audio Components
“心が躍る”アナログ・オーディオ往年の名器たち
●往年のアナログオーディオ・ブランド物語
トーレンス、デッカ、オルトフォン、SME、シュアー、ガラード、EMTなど、
往年のアナログオーディオ・ブランドの歴史と、
各ブランドを代表するモデルの特徴・魅力について、
ブランドごとに詳しくリポート。
●The Big Sound EMT 927Dst プロフェッショナル・ターンテーブル
愛機を語る――山中敬三
(季刊『ステレオサウンド』No.52より抜粋・改訂版)
●トーレンスの歴史物語
山中敬三
(季刊『ステレオサウンド』No.67より抜粋・改訂版)
●DECCA STORY
山中敬三
●SME STORY
山中敬三
(別冊『British Sound』<1983>より抜粋・改訂版)
●Ortofon HISTORY 1918-1994
編集部
(別冊『オルトフォンのすべて』<1994>より抜粋・改訂版)
●ガラードの歴史物語
編集部
■ヴィンテージ・アナログオーディオ機器の代表モデル試聴
●トーレンス Reference
瀬川冬樹
(季刊『ステレオサウンド』No.56より抜粋・改訂版)
●オルトフォンSPUの歴史
海老澤 徹
●SPUシリーズ8モデルを聴く
新 忠篤/海老澤 徹/小原由夫
[掲載機種]
SPU-A, SPU-AE, SPU-G, SPU-GT, SPU Classic, SPU Meister Silver, SPU Royal G, ESL C99
(季刊『管球王国』Vol.29より抜粋・改訂版)
●シュアー・カートリッジの変遷
海老澤 徹
●シュアー歴代カートリッジを聴く
新 忠篤/海老澤 徹/小原由夫
[掲載機種]
M44-7, M44G, V15 Type U, V15 Type V, V15 Type VHE, V15 Type VMR, V15 Type W, V15 Type X, V15 Type Xx MR
(季刊『管球王国』Vol.30より抜粋・改訂版)
●英デッカの歴代カートリッジについて
海老澤 徹
●英DECCAの歴代カートリッジを聴く
新 忠篤/海老澤 徹/箕口勝善
[掲載機種]
MK-T Stereo, MK-T Mono, MK-U, MK-V, MK-X London
(季刊『管球王国』Vol.51より抜粋・改訂版)
●オルトフォンSPUシリーズとモノーラルMC型徹底解剖
海老澤 徹
●SPU/CG25Dに最適な昇圧トランス探し
新 忠篤/海老澤 徹/池田 勇
[掲載機種]
Ortofon T1000/SPU-T100, ADC KS16611-L1, Langevin 408A/402A, Peerless 4722/4629, WE618B/7A, JS No.384/251
(季刊『管球王国』Vol.46より抜粋・改訂版)
■使いこなし/メインテナンス篇
●レコードプレーヤー使いこなしのフルコース
瀬川冬樹
レコードプレーヤーの上手なセッティング法から、
アンプとの接続のしかた、
負荷抵抗/負荷容量/入力感度切替とはどんな機能か、
これらを切り替えると音はどう変るのか、
MCカートリッジの昇圧手段は何がいいか、
ハムや誘導ノイズを減らすアースの取り方は?
カートリッジとヘッドシェルの上手なつなぎ方、
トーンアームの上手な調整法、カートリッジとトーンアームのマッチングとは?
など、まさに微に入り細にわたる、
レコードプレーヤー使いこなしのテクニック/ノウハウの集大成版!!――全62ページ
(季刊『ステレオサウンド』No.39/40より抜粋・改訂版)
●トーレンス TD124/ガラード 301ターンテーブル修復術
現在でも愛用者が多いヴィンテージ・ターンテーブル――トーレンス TD124とガラード 301。
どちらも甲乙つけ難い魅力あふれるモデルだが、
製造が中止されてすでに数十年が経つ。
したがって、その多くは本来の性能を発揮できない状態にあるのでは?
あるいは毎日のように稼働させているとしても、
最良のコンディションで動作しているとは限らない。
ましてや、もう1年以上もクリーニングや注油などの保守点検を怠っているとしたら、なおさらだ。
それでは、せっかくのハイクォリティ・ターンテーブルも
宝の持ち腐れというものである。
本欄では、トーレンス TD124とガラード 301について、
それぞれの修復のベテランに、実際に修復をしていく過程と、
そのときどきのポイントについて解説していただいた。
(季刊『管球王国』Vol.35より抜粋・改訂版)