"作品はオリジナルの楽曲を再現することではなく、翻訳のようなものだ"とハフナー自身が語るように、"Close YourEyes And Listen""Libertango"といったピアソラ・クラシックスをまじえつつ、自らのオリジナル、またメンバー(と)の楽曲など、オリジナルを中心にした構成。このプロジェクトの中心人物であるラーシュ・ダニエルソンの作曲によるオープニングは、タンゴ独特のマイナー・スケールのメロディで語られつつ、フィーチャーされるウルフ・ワケニウスのギター、クリストファー・デルのヴィブラフォンには、各自がもったヨーロピアンのテイストが多分に織り込まれる演奏。またハフナーのオリジナルには、大胆なリズムのアレンジが施され、ウルフ・ワケニウスのオリジナルM9では"コルドバ"と題しつつも、北の大地"スウェーデン"の世界がシンクロ。このメンバーだからこその個性が、楽曲、演奏に導入され、独自の世界に昇華したものとなっています。
1. Tango Magnifique
2. Tres Hermanos
3. La Cumparsita
4. El Gato
5. Close Your Eyes and Listen
6. Libertango
7. Dando Vueltas
8. Tango Cordoba
9. Respiro
10. Chiquilin de Bachin
11. Para Tito
12. Recuerdos
Wolfgang Haffner
■発売日:2020年04月10日
■品番:ACT9899
■形態:CD
■その他の製品情報:ディジパック仕様
■レーベル:Act Music
ドイツを代表するドラマー、ウォフルフガング・ハフナー
『Kind of』シリーズ三部作完結編のテーマは"タンゴ"
アルゼンチンの哀愁とヨーロピアンの感性がシンクロして昇華した作品
ドイツを代表し、世界的にも活躍するベテラン・ドラマー、ウォルフガング・ハフナーの新作は、『Kind of Cool』,『 Kindof Spain』と並ぶ『Kind of~』シリーズの三部作完結編で、タンゴをテーマにした一作。
タンゴという音楽について、"リズムが本質であって、キャッチーなメロディがあり、その音楽の中には深い感情が織り込まれている"と語るハフナー。作品の原案アイデアはACT の社長であり、プロデューサー、シギ・ロッホによるとのことですが、シギからの提案を受けて、このプロジェクトに、ハフナーは確信的なものを感じたのこと。その確信に満ちたフィーリングは、ハフナーが思い描く"タンゴ"の世界となって作品に結実しました。
"作品はオリジナルの楽曲を再現することではなく、翻訳のようなものだ"とハフナー自身が語るように、"Close YourEyes And Listen""Libertango"といったピアソラ・クラシックスをまじえつつ、自らのオリジナル、またメンバー(と)の楽曲など、オリジナルを中心にした構成。このプロジェクトの中心人物であるラーシュ・ダニエルソンの作曲によるオープニングは、タンゴ独特のマイナー・スケールのメロディで語られつつ、フィーチャーされるウルフ・ワケニウスのギター、クリストファー・デルのヴィブラフォンには、各自がもったヨーロピアンのテイストが多分に織り込まれる演奏。またハフナーのオリジナルには、大胆なリズムのアレンジが施され、ウルフ・ワケニウスのオリジナルM9では"コルドバ"と題しつつも、北の大地"スウェーデン"の世界がシンクロ。このメンバーだからこその個性が、楽曲、演奏に導入され、独自の世界に昇華したものとなっています。
1950年代、ピアソラによって伝統的なスタイルから、革新がもたらされた"タンゴ"。メランコリックな感情表現を深くたたえつつ、アップデートされて2020年に発表された演奏の数々。アルゼンチンの哀愁と、ヨーロッパの感性が相い交わる12の楽曲を収録しています。
2. Tres Hermanos
3. La Cumparsita
4. El Gato
5. Close Your Eyes and Listen
6. Libertango
7. Dando Vueltas
8. Tango Cordoba
9. Respiro
10. Chiquilin de Bachin
11. Para Tito
12. Recuerdos