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ロドリーゴ:アランフエス協奏曲、カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲、 ヴィゼー:組曲、バッハ:リュート組曲、ジュリアーニ:ロンド、ベーレント:日本民謡によるソナチネ 他
ロドリーゴ:アランフエス協奏曲、カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲、 ヴィゼー:組曲、バッハ:リュート組曲、ジュリアーニ:ロンド、ベーレント:日本民謡によるソナチネ 他
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ロドリーゴ:アランフエス協奏曲、カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲、 ヴィゼー:組曲、バッハ:リュート組曲、ジュリアーニ:ロンド、ベーレント:日本民謡によるソナチネ 他 (CD/SACDハイブリッド)【予約商品・9月13日以降順次発送予定】

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ジークフリート・ベーレント(ギター)
ラインハルト・ペータース指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

■発売日:2025年9月13日
■品番:ESSG-90312
■仕様:CD/SACDハイブリッド
■JAN:4907034225934
■レーベル:DEUTSCHE GRAMMOPHON
■音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
■ジャンル:器楽曲
■DSD Mastering
■Super Audio CD層:2チャンネル・ステレオ
■美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用
※海外販売不可につき、商品配送先が海外販売・海外転送業者の場合、また海外転送や転売目的と弊社が判断した場合は断りなくご注文をキャンセルとさせていただきます。あらかじめご了承ください。



ベルリン・フィルの名手たちと奏でられる鮮鋭な表現による協奏曲とソロ曲における確かな様式感!

■幅広く音楽を探求していた現代の音楽家の側面を持つギタリスト、ベーレント
 ドイツのジークフリート・ベーレント(1933-1990)は、スペインのナルシソ・イエペス、イギリスのジュリアン・ブリームやオーストラリアのジョン・ウィリアムズとともに1950年代から活躍した名手のひとりです。
 ベルリン生まれのベーレントは、16歳からクリントヴォルト=シャルヴェンカ音楽院でピアノ、作曲、指揮を学びますが、すぐれたギタリストだったといわれる父の勧めもあり、次第にギターに関心を抱くようになり、バルトークの《ミクロコスモス》などギター以外の器楽曲から独学で楽曲を学び約1年で習得したといいます。1952年にライプツィヒでリサイタル・デビュー後、ベルリンをはじめドイツ各地でリサイタルを開き、56年にスペイン、58年にはソ連へ巡演し、58年から59年にかけて最初の世界旅行を行ない、ミュンヘン近郊のローゼンブルク城では毎年マスタークラスの講習会を開催しました。1950年代の後半にはドイツを代表するギタリストとして名声を高めたベーレントは、1958年に第20回国際ギタリスト会議を主催、1962年には第21回を初来日して日本で開催するなど、その活動は演奏だけにとどまらず企画・運営にまで及び、またブソッティ、ハウベンシュトック=ラマティ、ペンデレツキ、イサン・ユンなど、20世紀を代表する前衛作曲家たちに積極的に新作を委嘱、初演しているように、単なる古典ギター曲を演奏するギタリストではなく、現代音楽家でもありました。
 録音も1950年代の後半以後、バロックから現代までの自作を含む「ギターの歴史」、自身の編曲によるモーツァルト、シューベルトの歌曲と世界の民謡による「ギターのロマンス」などをドイツEMIに行なっています。

■不完全な楽器、ギター。その魅力は切なく深い魅力とは
 1959年、アンドレス・セゴビアが二度目の来日をし、翌年「禁じられた遊び」でその名を轟かしたナルシソ・イエペスが初来日、日本はギター・ブームになりました。数年後、ビートルズ、べンチャーズが台頭、しかし家庭では「エレキは不良になる」と言われ、しょうがなくクラシック・ギターを抱えていた若者が多く、ギター・ケースを持ち歩いていた人が街にあふれ、数多くのギター教室も生まれていました。ピアノほど高価ではなく、手頃なのも人気になった要因でしょう。ただしギターという楽器はクラシック音楽の仲間入りをするには、何ともハードルの高い楽器でした。ピアノと比べて1オクターブ内で最大4つの和音しか出せない構造になっていること。俗に言うクローズドヴォイシングが限られるため、弾ける楽曲が限られてしまうのです。それに加えてヴァイオリンのような擦弦楽器ではなく撥弦楽器のため、大きな音量を出すのが困難、この2つの大問題があるのです。ただしそれを凌駕するような魅力があります、それは音色です。武満徹氏などはギターの音色に魅せられていた一人で、いくつもの編曲作品を発表していますし、掛け替えのない不完全な魅力、それをギターは秘めているのです。

■60年代、日本のクラシック・ギター・ファンに愛されたベーレント
 日本のギター・ファンが切望していたのは世界的なギタリストの来日公演です。しかし、1963年に22歳でジョン・ウィリアムアズが来日はしたものの、イエペス以外なかなか頻繁には来日公演は行われませんでした。そうした中、ベーレントは 65 年以降も5回来日し、当時の日本では非常に親しまれたギタリストでありました。前古典から現代曲、民俗的なギター曲にも挑戦。作曲、編曲、合奏指揮まで独自の道を歩む彼の姿勢は日本でも受け入れられました。バッハに傾倒し、圧倒的なテクニックで弾きこなし、ドイツ人らしい精神性を奏でる。「そのヴィルトゥオーゾ性、豊かな音色の美しさは、チェロのカザルス、ピアノのアラウにも匹敵する」とドイツ(ケルン) では称賛されていましたし、マンドリン・オーケストラの指揮者としても活躍し、若いころの越智敬(マンドリン)や佐々木忠(ギター/リュート) も、合奏団で活躍しました。
 日本では、アンドレス・セゴビア(1893-1987) の影響が強く、セゴビア・トーンといわれる豊かで芳醇なスペイン的な響きに心酔している傾向が多くみられましたが、自らの音楽を追求するベーレントの生き方は、愛好家に多くの支持得ていたのも事実でした。残念ながら57歳という円熟期に早世。

■ベルリン・フィルの名手とともに展開される協奏曲
 今回、ハイブリッド盤でリリースされるロドリーゴの《アランフエス協奏曲》とカステルヌオーヴォ=テデスコのギター協奏曲は、同じ1966年録音のソロ・アルバム『ギター・リサイタル』からの選択。それに他のアルバムに収録されていたヴィゼーとバッハの組曲や20世紀ドイツのアンブロジウスの組曲第1番、ベーレント自作の《日本民謡によるソナチネ》などを加えた独自の選曲、いわばベーレントというギタリストの多方面にわたる音楽家としての姿が網羅されています。いずれも定評あるベーレントの卓越した技巧と表現力を再認識していただくには絶好の一枚と言えるでしょう。
 なお協奏曲で共演している指揮者ラインハルト・ペータース(1926-2008) は、マグデブルクに生まれ、ベルリンで亡くなったドイツの指揮者。ヴァイオリンとピアノをベルリン音楽大学、パリでマルグリット・ロンとジャック・ティボーに学び、1951年にブザンソン国際指揮者コンクールに優勝後、翌年からベルリン市立歌劇場などを指揮、1957年からライン・ドイツ・オペラ、1961年からミュンスター市立歌劇場、1970年からベルリン・ドイツ・オペラ、1975~79年までフィルハーモニア・フンガリカの首席指揮者を歴任して世界的に活躍、1959年に初来日して東京交響楽団を指揮後、1971年にNHK交響楽団に客演、80年代には新星日本交響楽団の客演常任指揮者を務めています。


収録曲
ホアキン・ロドリーゴ Joaquín Rodrigo

アランフエス協奏曲 ギターとオーケストラのための
Concierto de Aranjuez for Guitar and Orchestra
 1. 第1楽章:Allegro con spirito
 2. 第2楽章:Adagio (Cadenza:Joaquín Rodrigo)
 3. 第3楽章:Allegro gentile

マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ Mario Castelnuovo-Tedesco
ギター協奏曲 ニ長調 作品99
Concerto for Guitar and Orchestra in D major, Op. 99
 4. 第1楽章:Allegretto
 5. 第2楽章:Andantino alla Romanza
 6. 第3楽章:Ritmico e cavalleresco

マロベール・ド・ヴィゼー Roberto de Visée
ベーレント編 Arranged for Guitar by Siegfried Behrend
組曲 ニ短調
Suite in D minor
 7. 第1曲:Prélude
 8. 第2曲:Allemande
 9. 第3曲:Courante
 10. 第4曲:Gavotte
 11. 第5曲:Sarabande
 12. 第6曲:Bourrée
 13. 第7曲:Menuett
 14. 第8曲:Gigue

ヨハン・セバスティアン・バッハ Johann Sebastian Bach
リュート組曲 第1番 ホ短調 BWV996
Suite for Lute No. 1 in E minor, BWV 996
 15. 第1曲:Präludium
 16. 第2曲:Allemande
 17. 第3曲:Courante
 18. 第4曲:Sarabande
 19. 第5曲:Bourrée
 20. 第6曲:Gigue

フェルナンド・ソル Fernando Sor
モーツァルトの主題による変奏曲 作品9
 21. Variations on a theme by Mozart, Op. 9

マウロ・ジュリアーニ Mauro Giuliani
ベーレント編 Arranged for Guitar by Siegfried Behrend
ソナチネ 第1番 作品71の1
Sonatine, Op. 71 No. 1
 22. 第3楽章:Rondo

ヘルマン・アンブロジウス Hermann Ambrosius
ベーレント編 Arranged for Guitar by Siegfried Behrend
組曲 第1番 イ長調
Suite No. 1 in A major
 23. 第1曲:Präludium (Andante)
 24. 第2曲:Anglaise (Vivace)
 25. 第3曲:Sarabande (Andante)
 26. 第4曲:Bourrée (Vivace)

ジークフリート・ベーレント Siegfried Behrend
日本民謡によるソナチネ
Sonatina on Japanese Folk-Songs
 27. 第1曲:五木の子守歌 Itsuki no komoriuta
 28. 第2曲:よさこい節 Yosakoi bushi
 29. 第3曲:出船. Defune

ジークフリート・ベーレント(ギター)
Siegfried Behrend, Guitar
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[1-6]
Berliner Philharmoniker
指揮:ラインハルト・ペータース[1-6]
Conducted by Reinhard Peters

[録音]1966年5月9日~13日、イエス・キリスト教会、ベルリン[1-6]、1066年5月31日~6月2日、UFAスタジオ、ドイツ・グラモフォン[7-29]
[海外盤初出]139 166(協奏曲、1967年3月)139 167(リサイタル、1967年4月)
[日本盤初出]SLGM-1373(協奏曲、1967年3月)SLGM-1378(リサイタル、1967年4月)

[オリジナル・レコーディング]
[レコーディング・プロデューサー]ハンス・ウェーバー
[レコーディング・エンジニア]クラウス・シャイベ
[テープ・エディター]ウォルフガング・ワーナー[1-6]、フォルカー・マルタン[7-29]

[Super Audio CD リマスタリング]
[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD アソシエイト・プロデューサー] 吉田穣(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスター] 2025年6月 エソテリック・オーディオルーム、「Esoteric Mastering」システム
[解説] 浅里公三 朝倉信章
[企画・販売] ティアック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社


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