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ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番、ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 (CD/SACDハイブリッド)
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番、ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 (CD/SACDハイブリッド)
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ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番、ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 (CD/SACDハイブリッド)【予約商品・9月13日以降順次発送予定】

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マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)[ブラームスのみ]

■発売日:2025年9月13日
■品番:ESSG-90311
■仕様:CD/SACDハイブリッド
■JAN:4907034225927
■レーベル:DEUTSCHE GRAMMOPHON
■音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
■ジャンル:室内楽曲
■DSD Mastering
■Super Audio CD層:2チャンネル・ステレオ
■美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用
※海外販売不可につき、商品配送先が海外販売・海外転送業者の場合、また海外転送や転売目的と弊社が判断した場合は断りなくご注文をキャンセルとさせていただきます。あらかじめご了承ください。



名門レーベルだからこそなし得ることができた、各界のスーパースターを一同に介した21世紀不朽の名演奏

■20世紀後半~21世紀における最高峰に位置するピアニスト、アルゲリッチ
 20世紀の後半以降を代表するピアノの巨匠、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれのマルタ・アルゲリッチ。彼女が国際的に注目されたのは、1957年のジュネーヴ国際コンクールで第1位になってからです。その時の第2位があのポリーニということからもアルゲリッチの実力が分かっていただけると思います。その後、フリードリヒ・グルダに師事したアルゲリッチは、ヨーロッパ各地で演奏して評判になり、1960年にドイツ・グラモフォンにデビュー盤を録音、これも大いに話題になりましたが、なんと翌年から活動を中断します。そして1965年にショパン国際コンクールに優勝。その後は着実に演奏と録音活動を再開しました。それからの活動は順風満帆、現在までピアノ界を牽引するかのように第一線で活躍しています。

■若きハイティンクのディスクでの名声を決定づけたブルックナー解釈
 ハイティンクで特徴的なのは、指揮活動と並行して行われた広範な録音活動でしょう。1959 年、コンセルトヘボウ管就任前に同団と録音したベートーヴェンの交響曲第8 番とメンデルスゾーンの交響曲第4 番以降、第2 次大戦後のオランダの新興レーベル、フィリップスにハイドンから武満徹に至る膨大なディスコグラフィを築き上げました。オランダ随一の楽団の録音をオランダ随一のレーベルが後押しするのは自然なことで、折しもステレオという新しい技術による新しいカタログが渇望される状況の中で、若いハイティンクは名門楽団と次々にスタンダード・レパートリーの録音を発表し、その名を世界的に知られるようになりました。中でも特に高い評価を得たのが 1960 年代から録音を開始し 1970 年代初頭に完成させた後期ロマン派の 2大作曲家であるブルックナー(1963~72 年)とマーラー(1962~71 年)の交響曲全集でした。前者はヨッフムの DG 盤に次いでステレオ録音史上2 組目となったものですが、第0 番を含む単一オーケストラの録音としては初の全集であり、後者はバーンスタインの CBS 盤、クーベリックのDG盤に続く史上3組目の全集となり、折しもステレオの再生システムの一般家庭への普及と並行して、ディスクにおけるブルックナーとマーラーの大家としてのハイティンクのアーティスト・イメージを大きく向上させることになりました。ベートーヴェンやブラームスの交響曲全集よりも先にブルックナーとマーラーを録音するという点もそれまでの指揮者とは異なる、いわば当時の若手世代ならではの斬新なフィリップス・レーベルのレパートリー・ポリシーを喧伝することになりました。

■この半世紀、室内楽を中心に活動していたアルゲリッチの代表的な1枚
 1970年代に入ると、それまでのソロ活動よりも、親しくなったネルソン・フレイレやスティーヴン・コヴァセヴィチに代表されるピアニストたちとのデュオによるレパートリーが目立つようになりました。さらにそれに加え、室内楽の演奏と録音も次第に多くなってきます。ベルリン・フィルを退団直後のフルート奏者ジェイムズ・ゴールウェイと 1975年に録音したフランクとプロコフィエフのフルート・ソナタを皮切りに、そして1980年代になるとソロ活動はほとんどなくなります。チェロの大御所ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとのソナタ、そしてとくに重要な役割を果たしたのはチェロのミッシャ・マイスキーとの共演でした。本シリーズでもリリースされたシューベルトのアルペジオーネ・ソナタ、シューマンの幻想小曲集 etc,など極め付けの名演を多く残しています。このようにアルゲリッチはソロ活動から離れ、室内楽、ピアノ・デュオ、協奏曲を中心にここ半世紀は演奏活動を行ってきたのです。本作品はその中でも世界的名手を集め、彼女が精力的に行ってきた室内楽演奏の代表的な1枚といえる素晴らしい内容、出来栄えです。

■各ジャンルの第一人者が一堂に結集したスーパー・クヮルテット
 ミッシャ・マイスキーは 1948 年に現在はラトヴィア共和国の首都リガに生まれた、現在ナンバーワンのチェロ奏者です。8歳からチェロを始め、モスクワ音楽院でロストロポーヴィチに師事していた 1970 年にソ連当局の罠で約1年半を強制収容所で過ごした後に亡命、1973 年に渡米してピアティゴルスキーに師事、カサド国際コンクールに優勝して演奏活動をはじめました。1976年にギトリスが主宰するヴァンス音楽祭でアルゲリッチに出会ってからは世界中で共演、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスのソナタなどの録音も行っています。
 ヴァイオリンのギドン・クレーメルも1947年リガ生まれ。1965年からモスクワ音楽院でオイストラフに師事して 1970 年のチャイコフスキー国際コンクールに優勝後は世界的に活躍していましたが、1980 年に自由な活動を求めてソ連から西ドイツに亡命。すぐに同郷のマイスキーに紹介されたアルゲリッチのバルトークのソナタを聴いて即座に共演を依頼しました。そして彼が 1981 年から開始したロッケンハウス音楽祭をはじめ世界各地で共演し、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集もアルゲリッチと録音しています。 ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットは 1953 年ウクライナ、ロストフ生まれ。圧倒的なテクニックと変幻自在の表現力によってヴィオラという楽器の異本的概念をくつがえし、独奏楽器としてのヴィオラの可能性を広げたスーパー・ヴィオリストです。8歳でヴァイオリンを始め、14 歳でヴィオラに転向、1971 年にモスクワ音楽院に入学し、ソロ、アンサンブル等、多方面に活躍しているヴィオラ奏者の頂点に数十年君臨しているスーパー演奏家です。

■ドイツ・ロマン派を代表する名曲に新たな息吹を注いだ巨匠達による名演奏
 2曲ともシューマン夫人クララが初演後、ドイツ・ロマン派を代表する名曲として知られ、ブラームスは多くのピアニストが弦楽四重奏団のメンバーと録音してきましたが、アルゲリッチと3人の名手との隙のない緊密な共演、シューマンはアルゲリッチとの親密な音楽関係を築きあげている巨匠2人による共演で、作品の真価と魅力をさらに高めた名演が展開されています。
 ブラームスのピアノ四重奏曲には、シェーンベルクの編曲による管弦楽版があります。シェーンベルクはこの曲に交響曲的な要素を感じたということでしょう。そして実際この編曲は成功し、ブラームスの交響曲第5番などとあだ名で呼ばれることもあります。この曲が、4つの楽器ががっちりと一体になった、シンフォニックな作品だということは、当然の前提となっているのです。実際、管弦楽版だけでなく、オリジナルの演奏でも、そのような演奏がなされるのが一般的なのですが、アルゲリッチらの演奏はそのようなシンフォニックな解釈とは対極。この演奏では、アルゲリッチが、その個性的なピアノで弦楽器の3人をぐいぐい引っ張っていきます。その辺りをじっくり聴き取っていただければと考えています。
 若い頃からシューマンを得意にしていて、多くのピアノ・ソロ演奏もレコーディングしているアルゲリッチですが、こちらもやはり、彼女の主導により曲に新たな側面を感じさせる演奏になっています。

■名門クラシック・レーベルならではの起死回生、超名演奏の記録
 1998年1月、ハンブルクのフィッシャーマンズワーフはドイツ・グラモフォン100周年を祝う盛大なパーティで賑わいました。そしてそれは新たな旅立ちを世界中の音楽関係者に示す発表の場でもあったのです。その当時のグラモフォンはレパートリーの見直しを積極的に行っていました。頑なに拒んでいたアンドレ・プレヴィンに 40 年以上前に手掛けていたジャズの演奏を、パンク・ロックの雄エルヴィス・コステロに自作のオーケストラ作品をレコーディングさせたり、広いジャンルに志向を広げていました。80 年代まではオペレッタ(喜歌劇)でさえ 1作品くらいしか制作しなかった硬派のレーベルが、です。祝賀会場は基本的には立食形式でしたが、グラモフォンの所属するポリグラム・グループの総帥アラン・レヴィ、カラヤン未亡人、ヴァイオリニストのアンネ=ゾフィー・ムター、チェリストのマイスキーなどには貴賓席が用意され、ステージではアンネ・ソフィー・フォン・オッターとクリスティーネ・シェーファーがデュエットでコール・ポーターの「Just Do It」を指揮者クリスティアン・ティーレマンのピアノ伴奏で歌います。真打ちは貴賓席に座していたジプシー・ヴァイオリニスト、ラカトシュと彼のグループによる演奏で、カラヤン夫人がそれに合わせて踊り、世間にラカトシュの存在を植え付けようとしていました。まさに新生グラモフォンのお披露目のようなイヴェントだったのです。会場の末席には解散を決定されたグラモフォンの古楽レーベル“アルヒーフ”の面々が苦々しく、寂しげに立っています。これからのグラモフォンはどうなるのだろう、関係者の不安とかすかな期待が入り混じった表情が印象的でもありました。
 それから数年、そんな不安を吹き飛ばすかのように、ファンが待ち望んだグラモフォン本来の姿を示す名盤、アルゲリッチとスーパー弦楽奏者による演奏が、ここに誕生したのでした。当然のことながら大好評を博し、2003 年度レコード芸術誌「レコード・アカデミー賞」では大賞に次ぐ“銀賞”を獲得しています。
 レコーディングが行われたのはベルリンのテルデック・スタジオ。ホールではありませんが、最近では使用頻度の一番高いスタジオで、クラシック音楽に最適な美しい余韻が関係者の間でもかなり高い評価を得ています。


収録曲
ヨハネス・ブラームス Johannes Brahms
ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25
Piano Quartet No. 1 in G minor, Op. 25
 1. 第1楽章:Allegro
 2. 第2楽章:Intermezzo (Allegro ma non troppo)
 3. 第3楽章:Andante con moto
 4. 第4楽章:Rondo alla Zingarese (Presto)

ロベルト・シューマン Robert Schumann
幻想小曲集 作品88
Fantasiestucke, Op. 88 for Piano, Violin and Violoncello
 5. 第1曲:Romanze (Nicht schnell, mit innigem Ausdruck)
 6. 第2曲:Humoreske (Lebhaft)
 7. 第3曲:Duett (Langsam und mit Ausdruck)
 8. 第4曲:Finale (Im Marschtempo)

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
Martha Argerich, Piano
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
Gidon Kremer, Violin
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)[1-4]
Yuri Bashmet, Viola
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
Mischa Maisky, Violoncello

[録音]2002年2月、テルデック・スタジオ、ベルリン
[海外盤初出]463 700-2(2004年1月5日)
[日本盤初出]UCCG-1121(2003年10月8日)

[オリジナル・レコーディング]
[エクゼクティヴ・プロデュサー]T・ソン、エドワルト・マルク
[レコーディング・プロデューサー]シド・マクラクラン
[レコーディング・エンジニア]ライナー・メイラード
[テープ・エディター]ハンス・ユーリッチ・バスティン

[Super Audio CD リマスタリング]
[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD アソシエイト・プロデューサー] 吉田穣(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスター] 2025年5月 エソテリック・オーディオルーム、「Esoteric Mastering」システム
[解説] 浅里公三 増田良介
[企画・販売] ティアック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社


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