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管球王国 Vol.100 2021年 SPRING
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管球王国 Vol.100 2021年 SPRING
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■発売日:2021年4月27日
■雑誌コード:67970-07
■ISBN:9784880734620
1995年8月の創刊以来、『管球王国』は100号を迎えることとなりました。記念号から装丁も新たに生まれ変わります。今後もご期待ください。100号の特集企画は「ブランド25年の集大成モデル」です。本誌の創刊から25年を超えて、真空管アンプは格段の高みに達し、アナログ機器とスピーカーの進化も続いています。製品ジャンルを超えて、ブランドの思想が明確な最新コンポーネントで現在の「集大成」の音の世界を探ります。実験工房「300B現行管の真価を探る 新旧18種聴き比べ」では、最も人気のある出力管300Bの現行生産管とヴィンテージ管を集めて差し替え試聴を行ないます。
ヴィンテージ企画は「アルテック38cm同軸型604 歴代モデルを聴く」です。38cm同軸ユニットとして名高いアルテック604の歴代モデルを集め、初代からの変遷をアルテック612銀箱で試聴します。熟達した設計者によるアンプ製作を回路図とともに展開する「マイ・ハンディクラフト」は、欧州の古典直熱管を代表する存在であるPX25のシングル・モノーラルアンプ、左右独立のボリュウムとVUメーターを装備しクラシカルな意匠でまとめた半導体式プリアンプが登場します。100号記念号も経験豊かな本格派のオーディオファン必読の企画が満載です。
CONTENTS
■
100号記念企画
ブランド25年の集大成モデル
試聴対談=高津 修/傅 信幸
執筆=三浦孝仁/高津 修/吉田伊織/新 忠篤/岡田 章
創刊以来25年を経て高い次元に到達した最新モデルを製品ジャンルを越えて選抜し、その魅力を探ります。『管球王国』が選ぶアンプ、カートリッジやプレーヤーなどアナログコンポーネント、スピーカーと、各ブランドの「集大成」といえる高みに達したモデルの価値を試聴と筆者のリポートで伝えます。
[試聴対談アンプ]
エアータイトATC5+ATM300R、オーディオ・ノートG1000+Kagura2、オーディオ・マエストロFascination 31+Fascination 95、オーロラサウンドPREDA III Classic+PADA300B、マッキントッシュC22V+MC275VI、ラックスマンCL1000+MQ300、フェーズメーションEA2000、オクターブV70 ClassA/V16 Single Ended、ウエスギU・BROS280R+U・BROS120R、サン・オーディオSVC200管球王国スペシャルヴァージョン+SV-TE/50TSX、ジュノンJUNONE 845S(トライオード・インタビュー)
[登場コンポーネント]
◎真空管アンプ/真空管=アムトランスTU8200R-TK、オーディオンSilver Night 300B Special Edition、カトレアTHE MASTER、三栄電波Allargando EA3SSII、サンバレーSV8800SE KT150 ver.、タカツキTA300B
◎アナログコンポーネント=デノンDL-A110、オーディオテクニカAT-ART1000/AT-ART9XI/AT-ART9XA、ZYX Ultimate 100、イケダサウンドラボズIKEDA AMANE、マイソニックSignature Platinum、サエクWE4700、レガPlanar10 with Apheta 3、シルバーハートSE10Σ
◎スピーカーシステム/ユニット=タンノイStirling/GR、G.I.P.ラボラトリーGIP Monitor1/GIP597A/GIP555W/GIP4181A、フォステクスFE168SS-HP/T90A-SE
■
アルテック38cm同軸型604 歴代モデルを聴く
テスター=土井雄三/新 忠篤/杉井真人
100号記念企画としてアルテックを代表する38cm同軸ユニット604を試聴します。初代から604-8Gまでのすべてのユニットを集め、兄弟ユニットといえる605Aも含めて純正エンクロージュアである612や614銀箱で鳴らし、各モデルの特徴を探ります。試聴アンプはプリアンプがアルテック1567A、パワーアンプが同社1568Aです。
[試聴ユニット+エンクロージュア]
アルテック604/604B/604C/604D/604E/604-8G+アルテック612
アルテック605A+アルテック614
■
実験工房「300B現行管の真価を探る 新旧18種聴き比べ」
テスター=新 忠篤/岡田 章/児玉眞一郎
真空管解説=岡田 章
当代随一の人気を誇る300B真空管を、定評ある300Bシングルアンプを使って差し替え試聴します。高い品質を持つ現行管16種と米国ウェスタン・エレクトリックのオリジナル管などヴィンテージ管、計18種の試聴です。
[試聴アンプ]
タカツキTA-S01
[試聴真空管]
◎現行管=曙光300BC、スヴェトラーナ(Sロゴ)SV300B(生産完了品)、プスヴァン300B、エレクトロ・ハーモニックス300B EH、エレクトロ・ハーモニックス300B EH Gold、サンバレーPrime 300B ver.4、GenalexゴールドライオンPX300B、JJエレクトロニック300B、JJエレクトロニック300B(旧型)(生産完了品)、ゴールデンドラゴン4-300BC、エミッションラボEML300B XLS、プスヴァンWE300B、KR 300B、KR 300B-Balloon、タカツキTA300B、エルログER300B
◎ヴィンテージ管=セトロン300B、ウェスタン・エレクトリックUSN-CW-300B
■
マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者が熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路図、パーツリストとともに回路の詳細と製作過程を解説し、完成したアンプの試聴室でのインプレッションを交えて紹介します。
是枝重治
◎PX25シングル・モノーラルパワーアンプ Fascination 100の製作
希少な英国製のナス型古典3極管PX25のシングル・モノーラルパワーアンプです。4基並列にしたグッドマンAXIOM80システムなど高感度スピーカーを鳴らすことに照準を当てて設計され、出力は5Wです。現代のモニター型スピーカーとの組合せでも低域は腰が据わって弾力感を伴い、ヴォーカルは佇まいが堂々として色艶も豊かな再現です。
唐木志延夫
◎VUメーター付・半導体式プリアンプPREDAIII Classicの製作
ヴィンテージ半導体を採用したClassic仕様のプリアンプです。電源部から左右独立の設計で、英国SIFAM製のVUメーターとアルプス製RK501シリーズの最高級ボリュウムを左右独立で搭載。信号系の配線にはWE製を使って音質をチューニングしています。生き生きとした実体感を伴って空間表現に優れ、緻密な積極的も加わった音を聴かせます。
■
実践ラボラトリー
「音質を害するスピーカーからの逆起電力
その対策を真空管アンプで検証する」
新 忠篤/久芳寛和/児玉眞一郎
本来の音声信号とは別にスピーカーから交流成分が戻り、音質を害する要因となるのが逆起電力です。ショットキーバリアダイオードを使った独自の逆起電対策手法によってパワーアンプの音質がどう変わるか。3種の異なるスピーカーで実践試聴して検証します。
[試聴スピーカー]
G.I.P.ラボラトリーGIP Monitor1、B&W 603S2 Anniversary Edition、「筒型 収納ボックス」スピーカー+マークオーディオCHR120 S.Gold
■
記念寄稿「フィリップス・レコードで活躍した新 忠篤さん」
常盤 清
本誌創刊号から筆者として先頭を切ってご活躍の新 忠篤氏は、本誌読者にアンプ製作者としての姿がよく知られる一方、レコード業界での功績は意外に知られていません。フィリップス・レコードの制作プロデューサーとしての新氏と活動をともにされてきた常盤 清氏が、クラシックの著名アーティストとの交流など、新氏の足跡を綴ります。
■
2021春の注目新製品試聴
テスター=傅 信幸/三浦孝仁/吉田伊織
この春に登場する話題のニューモデルを試聴して特徴と音質を検証します。今号は注目のハイブリッド型インテグレーテッドアンプやスピーカーシステムが登場します。
■
「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち 第36回」小林正信
「クラングフィルムの主要機器一覧 Part1」
ドイツ・クラングフィルムの歴史とアンプやスピーカーを詳細に解説してきた本連載のひと区切りとして、今号と次号にわたって「クラングフィルムの主要機器一覧」を展開します。実用的価値が高いアンプとスピーカーをできるだけ網羅し、それぞれ真空管の構成や概略も付記しています。多大な時間と労力が費やされた成果の、愛好家必携の資料です。
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最近見た商品
■雑誌コード:67970-07
■ISBN:9784880734620
1995年8月の創刊以来、『管球王国』は100号を迎えることとなりました。記念号から装丁も新たに生まれ変わります。今後もご期待ください。100号の特集企画は「ブランド25年の集大成モデル」です。本誌の創刊から25年を超えて、真空管アンプは格段の高みに達し、アナログ機器とスピーカーの進化も続いています。製品ジャンルを超えて、ブランドの思想が明確な最新コンポーネントで現在の「集大成」の音の世界を探ります。実験工房「300B現行管の真価を探る 新旧18種聴き比べ」では、最も人気のある出力管300Bの現行生産管とヴィンテージ管を集めて差し替え試聴を行ないます。
ヴィンテージ企画は「アルテック38cm同軸型604 歴代モデルを聴く」です。38cm同軸ユニットとして名高いアルテック604の歴代モデルを集め、初代からの変遷をアルテック612銀箱で試聴します。熟達した設計者によるアンプ製作を回路図とともに展開する「マイ・ハンディクラフト」は、欧州の古典直熱管を代表する存在であるPX25のシングル・モノーラルアンプ、左右独立のボリュウムとVUメーターを装備しクラシカルな意匠でまとめた半導体式プリアンプが登場します。100号記念号も経験豊かな本格派のオーディオファン必読の企画が満載です。
ブランド25年の集大成モデル
試聴対談=高津 修/傅 信幸
執筆=三浦孝仁/高津 修/吉田伊織/新 忠篤/岡田 章
創刊以来25年を経て高い次元に到達した最新モデルを製品ジャンルを越えて選抜し、その魅力を探ります。『管球王国』が選ぶアンプ、カートリッジやプレーヤーなどアナログコンポーネント、スピーカーと、各ブランドの「集大成」といえる高みに達したモデルの価値を試聴と筆者のリポートで伝えます。
[試聴対談アンプ]
エアータイトATC5+ATM300R、オーディオ・ノートG1000+Kagura2、オーディオ・マエストロFascination 31+Fascination 95、オーロラサウンドPREDA III Classic+PADA300B、マッキントッシュC22V+MC275VI、ラックスマンCL1000+MQ300、フェーズメーションEA2000、オクターブV70 ClassA/V16 Single Ended、ウエスギU・BROS280R+U・BROS120R、サン・オーディオSVC200管球王国スペシャルヴァージョン+SV-TE/50TSX、ジュノンJUNONE 845S(トライオード・インタビュー)
[登場コンポーネント]
◎真空管アンプ/真空管=アムトランスTU8200R-TK、オーディオンSilver Night 300B Special Edition、カトレアTHE MASTER、三栄電波Allargando EA3SSII、サンバレーSV8800SE KT150 ver.、タカツキTA300B
◎アナログコンポーネント=デノンDL-A110、オーディオテクニカAT-ART1000/AT-ART9XI/AT-ART9XA、ZYX Ultimate 100、イケダサウンドラボズIKEDA AMANE、マイソニックSignature Platinum、サエクWE4700、レガPlanar10 with Apheta 3、シルバーハートSE10Σ
◎スピーカーシステム/ユニット=タンノイStirling/GR、G.I.P.ラボラトリーGIP Monitor1/GIP597A/GIP555W/GIP4181A、フォステクスFE168SS-HP/T90A-SE
■アルテック38cm同軸型604 歴代モデルを聴く
テスター=土井雄三/新 忠篤/杉井真人
100号記念企画としてアルテックを代表する38cm同軸ユニット604を試聴します。初代から604-8Gまでのすべてのユニットを集め、兄弟ユニットといえる605Aも含めて純正エンクロージュアである612や614銀箱で鳴らし、各モデルの特徴を探ります。試聴アンプはプリアンプがアルテック1567A、パワーアンプが同社1568Aです。
[試聴ユニット+エンクロージュア]
アルテック604/604B/604C/604D/604E/604-8G+アルテック612
アルテック605A+アルテック614
■実験工房「300B現行管の真価を探る 新旧18種聴き比べ」
テスター=新 忠篤/岡田 章/児玉眞一郎
真空管解説=岡田 章
当代随一の人気を誇る300B真空管を、定評ある300Bシングルアンプを使って差し替え試聴します。高い品質を持つ現行管16種と米国ウェスタン・エレクトリックのオリジナル管などヴィンテージ管、計18種の試聴です。
[試聴アンプ]
タカツキTA-S01
[試聴真空管]
◎現行管=曙光300BC、スヴェトラーナ(Sロゴ)SV300B(生産完了品)、プスヴァン300B、エレクトロ・ハーモニックス300B EH、エレクトロ・ハーモニックス300B EH Gold、サンバレーPrime 300B ver.4、GenalexゴールドライオンPX300B、JJエレクトロニック300B、JJエレクトロニック300B(旧型)(生産完了品)、ゴールデンドラゴン4-300BC、エミッションラボEML300B XLS、プスヴァンWE300B、KR 300B、KR 300B-Balloon、タカツキTA300B、エルログER300B
◎ヴィンテージ管=セトロン300B、ウェスタン・エレクトリックUSN-CW-300B
■マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者が熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路図、パーツリストとともに回路の詳細と製作過程を解説し、完成したアンプの試聴室でのインプレッションを交えて紹介します。
是枝重治
◎PX25シングル・モノーラルパワーアンプ Fascination 100の製作
希少な英国製のナス型古典3極管PX25のシングル・モノーラルパワーアンプです。4基並列にしたグッドマンAXIOM80システムなど高感度スピーカーを鳴らすことに照準を当てて設計され、出力は5Wです。現代のモニター型スピーカーとの組合せでも低域は腰が据わって弾力感を伴い、ヴォーカルは佇まいが堂々として色艶も豊かな再現です。
唐木志延夫
◎VUメーター付・半導体式プリアンプPREDAIII Classicの製作
ヴィンテージ半導体を採用したClassic仕様のプリアンプです。電源部から左右独立の設計で、英国SIFAM製のVUメーターとアルプス製RK501シリーズの最高級ボリュウムを左右独立で搭載。信号系の配線にはWE製を使って音質をチューニングしています。生き生きとした実体感を伴って空間表現に優れ、緻密な積極的も加わった音を聴かせます。
■実践ラボラトリー
「音質を害するスピーカーからの逆起電力
その対策を真空管アンプで検証する」
新 忠篤/久芳寛和/児玉眞一郎
本来の音声信号とは別にスピーカーから交流成分が戻り、音質を害する要因となるのが逆起電力です。ショットキーバリアダイオードを使った独自の逆起電対策手法によってパワーアンプの音質がどう変わるか。3種の異なるスピーカーで実践試聴して検証します。
[試聴スピーカー]
G.I.P.ラボラトリーGIP Monitor1、B&W 603S2 Anniversary Edition、「筒型 収納ボックス」スピーカー+マークオーディオCHR120 S.Gold
■記念寄稿「フィリップス・レコードで活躍した新 忠篤さん」
常盤 清
本誌創刊号から筆者として先頭を切ってご活躍の新 忠篤氏は、本誌読者にアンプ製作者としての姿がよく知られる一方、レコード業界での功績は意外に知られていません。フィリップス・レコードの制作プロデューサーとしての新氏と活動をともにされてきた常盤 清氏が、クラシックの著名アーティストとの交流など、新氏の足跡を綴ります。
■2021春の注目新製品試聴
テスター=傅 信幸/三浦孝仁/吉田伊織
この春に登場する話題のニューモデルを試聴して特徴と音質を検証します。今号は注目のハイブリッド型インテグレーテッドアンプやスピーカーシステムが登場します。
■「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち 第36回」小林正信
「クラングフィルムの主要機器一覧 Part1」
ドイツ・クラングフィルムの歴史とアンプやスピーカーを詳細に解説してきた本連載のひと区切りとして、今号と次号にわたって「クラングフィルムの主要機器一覧」を展開します。実用的価値が高いアンプとスピーカーをできるだけ網羅し、それぞれ真空管の構成や概略も付記しています。多大な時間と労力が費やされた成果の、愛好家必携の資料です。