閉じる
会員様情報
{@ member.last_name @} {@ member.first_name @}様
利用可能ポイント
{@ member.total_points @}ポイント
line

NEWS

  • 2025.2.10
    【期間限定】税込10,000円以上のお買い上げで送料無料キャンペーン開始しました!
ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス+8
ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス+8
  • New!
予約商品

ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス+8 (CD/SACDハイブリッド)【予約商品・6月30日以降順次発送予定】

本商品は予約商品です。
発送時期は商品名に記載の内容をご確認ください。
予約商品は配達希望日時を指定できません。

【商品の発送について】
予約商品と通常商品を同時にご注文いただいた場合、全商品が揃い次第の発送となります。

予約販売価格 ¥ 4,000 税込
[ 36 ポイント進呈 ]
予約受付期間


チック・コリア(ピアノ)、ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)、ロイ・ヘインズ(ドラムス)

■発売日:2025年6月28日
■品番:ESSB-90308
■仕様:CD/SACDハイブリッド
■JAN:4907034225859
■レーベル:Blue Note (旧 Solid State)
■音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
■ジャンル:ジャズ
■DSD Mastering
■Super Audio CD層:2チャンネル・ステレオ
■美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用
■4つ折りミニジャケット付属
※海外販売不可につき、商品配送先が海外販売・海外転送業者の場合、また海外転送や転売目的と弊社が判断した場合は断りなくご注文をキャンセルとさせていただきます。あらかじめご了承ください。



1960年代後期、ピアノ・トリオの名作が最新DSDマスタリングで蘇る。
オリジナルLPと同じ曲順に加えて、当時未発表だった同日のセッションも網羅し、初Super Audio CD Hybrid化されたた完璧な記録。


■熱かった60年代のジャズ・シーンに大きな風穴を開けたチック・コリア不朽の記
 チック・コリアのリーダー・アルバム第2弾、ピアノ・トリオとしては初めてのレコーディングにして最高傑作と言われている名作をお届けします。エソテリックとしては久々、数年ぶり、待望久しいジャズ企画です。従来のジャズはセット販売でしたが、今回は初めての単独リリース、初 Super Audio CD ハイブリッド化。ジャズ激動の 1960 年代を代表する、いや20世紀を、いやいや現在においても未だなお新鮮なピアノ・トリオの大傑作であり、不朽の輝きを放つ名演奏が収められています。

 それまで主流だったビバップを基調としたモダン・ジャズ、それを発展させた、より情動的なハードバップというスタイルが定着し始めた 1950 年代中期以降、ジャズは一層進化の度合いを早めていきました。複雑化したコード進行からの開放、より自由さを求めた、モード手法による演奏が試みられ、更には調性からの脱却によるフリー・ジャズも出現、60 年代になると、それとは対極のリー・モーガン『サイドワインダー』、ハービー・ハンコック『ウォーターメロン・マン』、ラムゼイ・ルイス『ジ・イン・クラウド』、ハービー・マン『メンフィス・アンダーグラウンド』など、ロック・ビートを基調としたポップなヒット作も誕生、ウェス・モンゴメリーの『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』のようにストリングスをバックにポピュラー作品を演奏するイージーリスニング・ジャズなども流行し始めます。一方ハードバップも健在、マイルス・デイヴィスなどはモード手法を、ジョン・コルトレーンはより一層急進的なフリー・ジャズへと向かっていき、ジャズは多極化していきました。

 そんな 60 年代後半にレコーディングされた『Now He Sings, Now He Sobs』は、熱かった 60 年代の最も進歩的な解釈によるストレートアヘッドなピアノ・トリオとして注目されました。日本でも発売されるや否や当時全国に多く存在していたジャズ喫茶でもリクエストが集中、ジャズ専門誌月刊「スイングジャーナル」でも大きく取り上げられ、評者・植草甚一氏はタイトルを『歌っているかと思ったら、啜り泣いている』と訳され、演奏を絶賛、ビル・エヴァンス、オスカー・ピーターソンによる演奏とは一味違う新しいコンセプトは日本でも多くの支持を得るようになりました。

■新鋭ベーシスト、ヴィトウスと百戦錬磨のヴェテラン、ロイ・ヘインズによって生み出された最もモダンでストレートな演 奏
 チック・コリア(1941 年 6 月 12 日-2021 年 2 月 9 日)は録音当時 27歳、メキメキと実力をつけていた時期で、翌年にはマイルス・デイヴィスのグループにも参加、大傑作『ビッチェズ・ブリュー』のレコーディングにも加わりました。その後、70 年代には本作品とは趣を異にするフュージョン系のサウンドによる『リターン・トゥ・フォーエヴァー』を結成、ジャズの範疇を超えた大ヒット作を生み出しました。

 ベースのミロスラフ・ヴィトウス(1947 年12 月6 日- )はチェコ出身。10 代の頃からチェコ・フィルの奏者にベースの習い、フリードリヒ・グルダ主催、国際ジャズ・コンクールのベース部門において優勝、そしてニューヨークへ赴き、本セッションに抜擢された当時 20 歳の新進気鋭。70 年にはマイルス・デイヴィスのグループとともに注目されたバンド『ウェザー・リポート』の結成メンバーに加わりました。

 ロイ・ヘインズ(1925 年3 月13 日 - 2024 年11 月12 日)は40 年代から活動している人で、当時43 歳。ミュージシャンとして一番充実していた時期でのセッションです。レスター・ヤング、チャーリー・パーカー、マイルス・デイヴィス、セロニアス・モンクといった大御所との演奏経験も多く、やや旧態依然とした演奏スタイルを想像した方も多かったようですが、ここでは年齢ギャップを全く感じさせない物凄く斬新なドラミングでグループを牽引しています。

■オリジナル LP に準拠し、その後に未発表テイクを加えた完璧な録音セッションの記録
 第1曲目「ステップス」のスピード感、ドラム・ソロを挟んで始まる「ホワット・ワズ」のチック・コリアならではの切なく美しいメロディ・ライン、そしてブルース・フォームによる「マトリックス」。この流れこそ新しいピアノ・トリオの誕生を告げる演奏だった、といっても過言ではないでしょう。オリジナル・アルバムではトラック5までの5曲のみでのリリースでしたが、その後、未発表だったテイクも発見され、30 年以上前の CD リリースではそれらも含めてはいたものの、第1曲目は「マトリックス」次に「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」という人気曲主導の配列になっていました。しかしリリース当初のイメージからは離れていってしまい、何となく違和感を持ってしまった人も少なくなかったようです。やはりオリジナル通りの曲順にしてほしいという要望も多く、最近はまたオリジナルの曲順に戻り 5 曲のみのリリースなども行われています。本作も初回 LP と同じ曲順に収め、次に未発表曲が続くという曲の流れに戻してのリリースにいたしました。

■エソテリック・マスタリング・センターならではの音質
 CD ではピアノ、ベース、ドラムスが中央付近に定位するステレオ・バランスでしたが、エソテリック盤はオリジナルマスターに近いとされる中央にピアノ、左方向にドラムス、右にベースという配置を再現しています。ただし、60 年代前半のような俗に言う「ピンポン・ステレオ」的な左チャンネル、右チャンネル独立したような配置ではなく、あくまでも自然な広がりになっています。チック・コリアはやや硬質なピアノのタッチで記録されていますが、その硬質な中にある、きれいな余韻、澄んだ倍音成分も余す所なく収めることを心がけました。タッチにしなやかさ、柔らかさ、ふくよかさを味わうことができましたら幸いです。ドラムス、ベースとのバランスも含め、半世紀前のセッションがいまここにワープしてきたようなリアリティを追求しました。

■多様性を極めてきたジャズの生々しい姿を的確に再現することを目指したマスタリング
 ジャズでもステレオ録音が定着した60年代後期の名盤ですが、Super Audio CD ハイブリッド化は今回が初めて。これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的な DSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特に DSD マスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。 入念に調整された ESOTERIC の最高級機材 Master Sound Discrete DAC と Master Sound Discrete Clockを投入。またMEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。


収録曲
チック・コリア/ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス Chick Corea - Now He Sings, Now He Sobs
[1] ステップス - ホワット・ワズ
Steps - What Was
[2] マトリックス
Matrix
[3] ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス
Now He Sings, Now He Sobs
[4] ナウ・ヒー・ビーツ・ザ・ドラム、ナウ・ヒー・ストップス
Now He Beats The Drum, Now He Stops
[5] ザ・ロウ・オブ・フォーリング・アンド・キャッチング・アップ
The Law Of Falling And Catching Up
[6] サンバ・ヤントラ
Samba Yantra
[7] ボッサ
Bossa
[8] アイ・ドント・ノウ
I Don't Know
[9] フラグメンツ
Fragments
[10] ウインドウズ
Windows
[11] ジェミニ
Gemini
[12] パノニカ
Pannonica
[13] マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
My One And Only Love

チック・コリア(ピアノ)
Chick Corea, Piano
ミロスラフ・ヴィトウス(ベース)
Miroslav Vitous, Bass
ロイ・ヘインズ(ドラムス)
Roy Haynes, Drums

[録音] 1968 年 3 月 14,19,27 日、A&R スタジオ、ニューヨーク
[初出] Solid State SS1809 (1968)
[日本盤初出] キング・レコード SR3029 (1968)

[オリジナル・レコーディング]
[プロデューサー] ソニー・レスター
[レコーディング・エンジニア] ドン・ハーン

[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD アソシエイト・プロデューサー] 吉田穣(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスター] 2025 年 2 月 エソテリック・オーディオルーム、「Esoteric Mastering」システム
[解説] 岡崎正通 野澤龍介
[企画・販売] ティアック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社


この商品を見た人は、こちらの商品もチェックしています!

最近見た商品