マーラー:交響曲第6番《悲劇的》(SACD/CDハイブリッド)ESSG-90231
販売価格3,972円(税込) [18ポイント進呈 ] 売り切れ/SOLD OUT 商品画像 ![]() 何も足さない。何も引かない。マーラーの音楽の本質のみをダイレクトに提示したブーレーズとウィーン・フィル最上の成果が、世界初Super Audio CD ハイブリッドディスク化。
(日本初出盤のライナーノーツより) 「この交響曲の理想的な演奏である。ライヴでは、おそらくこんなに鮮やかには聴こえてはこないだろう。複雑な構造の綾を見事に解き明かし、ハイビジョン映像でもみるかのごとくクリアに描き出す。しかも大編成のオーケストラの響きの厚みから遠近感まで写しとってしまうのである。そうした解析度の高さ、解釈の精緻さに以前は冷たさを感じたものだが、この演奏でのブーレーズにはそうした要素はあまり感じられない。むしろ歌いまわしの自然さ、雄弁さが際立ち、エモーショナルな流れにも熱っぽさがよく出ているように思われる。とくに第4 楽章後半のゾクゾクするような表現は迫真的。冴え冴えとした美しさとともに、凄味を感じさせるマーラーだ。」 (『ONTOMO MOOK クラシック名盤大全 交響曲編』、1998 年) 「〈レントゲンで透かして見せるかのよう〉とも評されたブーレーズならではの冷徹な分析が冴えわたると同時に、演奏全体に豊かな広がりと温かみが加わっている。ブーレーズ自身の言葉を借りれば、作品への〈距離と近しさ〉を併せ持つ演奏ということになろう。それはブーレーズ円熟の成果にほかならないのだが、ウィーン・フィルを指揮した演奏であることの意味も大きい。このオケが持つ美しく歌うことへの本能から生じる自然な歌心と情感が、ブーレーズが編み上げてゆく知的で論理的な音楽構造の狭間から滲み出してくるのだ。この曲の理想的な名演だ。」 (『最新版 クラシック名盤大全 交響曲・管弦楽曲編[上]』、2015 年) 収録曲
グスタフ・マーラー(1860-1911)
交響曲第6 番 イ短調 「悲劇的」 [エルヴィン・ラッツ校訂による国際マーラー協会全集版(改訂版)] 1 第1楽章 アレグロ・エネルジーコ、マ・ノン・トロッポ 激しく、しかし気骨をもって 2 第2楽章 スケルツォ 重々しく 3 第3楽章 アンダンテ・モデラート 4 第4楽章 フィナーレ ソステヌート〜アレグロ・モデラート〜アレグロ・エネルジーコ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ピエール・ブーレーズ [録音] 1994 年5 月、ウィーン、ムジークフェラインザール [初出] 4458352(1995 年3 月15 日) [日本盤初出] POCG‐1848(1995 年3 月25 日) [オリジナル・レコーディング] [エグゼクティブ・プロデューサー] ロジャー・ライト [レコーディング・プロデューサー] ヴェルナー・マイヤー [トーンマイスター(バランス・エンジニア)] ライナー・マイラード [レコーディング・エンジニア] ラインヒルト・シュミット、シュテファン・フロック [エディテイング] マーク・ビュッカー [コープロダクション] エーヴァルト・メルクル [Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社) [Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(JVC マスタリングセンター(代官山スタジオ)) [オーサリング] 藤田厚夫(有限会社エフ) [解説] 諸石幸生 岩下真好 [企画・販売] エソテリック株式会社 [企画・協力] 東京電化株式会社 おすすめ商品
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