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スウェーデンから、2人の女性リーダーを中核にする5人組ジャズ・バンド、ディアレスト・シスターのデビュー・アルバムが登場
ホーンとシンセが絡み合いポストロックな色合いも滲ませる、ヨーロッパらしいアーティスティックなジャズ作品

★スウェーデンから、女性3人、男性2人からなるディアレスト・シスターのデビュー・アルバム『Collective Heart』が登場。

★中核をなすのは、シンガー／キーボーディストのアンドレア・ハタンマアとピアニストのイルヴァ・アルムクランツという非常に特別なクリエイティブ・デュオ。2人は、バンドの拠点であるスウェーデンのマルメ音楽院でジャズとポピュラー音楽を学んでいるときに出会う。二人は対照的な性格で、音楽的背景も全く異なるが、そこから創造的な緊張感が生まれ、ディアレスト・シスターの音楽を魅力的で興味深いものにしている。

★バンド名は2人特別な絆に焦点を当て、秘密の土地で不思議な冒険を体験する二人の姉妹の物語を描いたスウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの「Allrakäraste Syster」から借用したもの。

★デビュー・アルバム『Collective Heart』は、2人の共同リーダーによる緊密で継続的なコラボレーションから生まれたものだが、2人を補完するのが感度の高いバンドであることも重要。北欧の広大なサウンドスケープと ""音の壁 ""が交互に現れ、曲の幅は驚くほど広く、曲はしばしば予想外の展開を見せる。

★バンドに推進力を与えるのは、ドラマーリアム・アムナーのグルーブ。時に繊細に、時に非常にドライブする。ヨアキム・リスミルはコントラバスを演奏し、フリューゲルホルンのエレン・ペッターソンはソフトなメロディーを奏でる。ブラスの間奏や、シンセのラインとエフェクトなど、ポップス・ロックの影響も強く、一体感のある音楽のストーリーが特徴的。