TOPページ > レコードショップ > マーラー:交響曲《大地の歌》、《リュッケルトの詩による5つの歌曲》(SACDハイブリッド)【予約商品・3月13日より順次発送予定】

マーラー:交響曲《大地の歌》、《リュッケルトの詩による5つの歌曲》(SACDハイブリッド)【予約商品・3月13日より順次発送予定】

NEW!!
予約商品

予約販売価格4,000円(税込)

[36ポイント進呈 ]

【予約受付期間:2023年1月23日10時0分2023年3月9日23時59分

数量
お気に入りに登録 お気に入りに登録済み

商品画像

商品画像
商品画像
拡大 Prev Next

※商品の発送は、「予約」や「お取り寄せ」を含め、ご注文内のすべての商品が揃い次第のご手配となります。注文の分割発送や、注文コードが異なる複数の注文のまとめ発送は承ることができません。

※海外販売不可につき、商品配送先が海外転送業者(代理購入も含む)の場合、また海外転送・転売目的と弊社が判断した場合は断りなくご注文をキャンセルとさせていただきます。あらかじめご了承ください。

キャスリーン・フェリアー(アルト)
ユリウス・パツァーク(テノール)
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

■発売日:2023年3月11日
■品番:ESSD-90272
■仕様:Super Audio CD ハイブリッド
■JAN:4907034224814
■レーベル:DECCA
■ジャンル:交響曲
■付録:4つ折り縮小版USオリジナルジャケット


人類にとってのかけがえのない音楽遺産ともいえる超弩級の名演。
作曲者の魂を継承する世界初演者ワルター畢生の「大地の歌」。


■レコード録音技術の発展を辿ったブルーノ・ワルター
 ブルーノ・ワルター(1876.9.15〜1962.2.17)はアコースティック時代からステレオ時代まで継続的に録音を続けた、18 世紀生まれの数少ない指揮者の一人でした。ワルター自身は「1900 年にベルリン・フィルと録音したビゼー『カルメン』からの3 つの間奏曲が最初」と明言しているほどで(現在確認できるワルターの最も古い録音は、1923年にベルリン・フィルを指揮した独ポリドールへのベートーヴェン「コリオラン」序曲やメンデルスゾーン「フィンガルの洞窟」序曲など)、録音技術やレコードというメディアの黎明期から活動を開始し、1925 年からの電気録音(注:マイクロフォンを使った録音)、1949 年からのアナログ・テープによるモノラル録音、そして1957 年からのステレオ録音と、録音技術の発展に呼応するかのように、それぞれの媒体のために自らのレパートリーを数多く、それも網羅的に記録してきました。

■音楽の世界遺産ともいうべきワルターのマーラー録音
 そうしたワルターの膨大なディスコグラフィーの中でも最も高い歴史的意義を持つのがマーラー作品の録音でしょう。1894 年、ハンブルク歌劇場の首席指揮者だったマーラーがヴァイマールで自作の交響曲第1 番のドイツ初演を果たした年、まだ17 歳だったワルターは、ハンブルク歌劇場の歌手のコーチおよび音楽アシスタントとして契約し、作曲家および指揮者としてのマーラーに日常的に接し、やがて優れた弟子であり最も親しい友人となり、マーラーが亡くなるまで交友を続けることになります。1911 年のマーラーの没後は、マーラーの作品を積極的に取り上げその音楽の普及に力を尽くし、特にマーラー自身が初演を果たせなかった「大地の歌」(1911 年)と交響曲第9 番(1912 年)の世界初演を担ったことは重要で、残された手稿譜の整備も含め、この2 曲を世に問うにあたって果たしたワルターの役割はマーラー作品受容において途方もなく大きなものでした。録音面でも、ワルターはマーラーの交響曲(『大地の歌』を含む)を全部で6 曲録音し、演奏会のみならずレコードという形で、世界中の音楽ファンに師の音楽を届ける重要な役割を担ったのでした。

■ワルターが生涯をかけて取り組んだ「大地の歌」
 「大地の歌」は1911 年11 月のミュンヘンでの初演から1960 年4 月のニューヨークでのマーラー生誕100 年記念フェスティヴァルでの演奏まで、ワルターが半世紀にわたって取り上げ続けた作品で、演奏回数も44 回と多く、レコード録音も1936 年SP→1952年モノラル→1960 年ステレオと3 回も残しているほどです。その中でも格別な重みをもつのがこの1952 年にウィーン・フィルと録音したデッカ盤。この年、ワルターがウィーン芸術週間と国際音楽会議の開幕という重要な演奏会で2 日間にわたってこの作品を取り上げた際に、デッカによって3 日間のセッションが組まれ、3 曲のリュッケルト歌曲とともに収録されました。作品の細部まで知り尽くした76 歳のワルターの指揮は活気とエネルギーに満ち、楽想の変化にも俊敏に反応し、6つの楽章それぞれの個性を浮き彫りにしています。ウィーン・フィルもワルターの指揮に雄弁かつ濃密なサウンドで敏感に応え、特にオーボエやクラリネット、ホルンの魅惑的な音色、艶のある弦楽パートなど、マーラーのオーケストレーションの魅力をとことん開示しているのです。

■名歌手二人の名唱
 このアルバムのもう一つのポイントはイギリスの名コントラルト、キャスリーン・フェリアー(1912.4.22〜1953.10.8)とウィーンの名テノール、ユリウス・パツァーク(1898.4.9〜1974.1.26)という二人の卓越した歌手の歌唱です。ワルターは、第2 次大戦後初めてウィーン・フィルと1947 年に共演して「大地の歌」を取り上げた際にフェリアーと初めて共演し、その歌唱に魅了され、1948 年にはニューヨークで、また1949 年にはザルツブルクでこの作品の演奏に起用しています。さらに1949 年のエジンバラ音楽祭では、フェリアーのリート・リサイタルで自らピアノ伴奏を買って出るほどでした。フェリアーの深みのある声はコントラルトが担う偶数楽章にうってつけで、特に息の長い終楽章の哀切極まりない感情の吐露が心に迫ります。この録音の約1年後、乳癌で41歳という若さで世を去ったフェリアーの絶唱が刻み込まれています。テノールのパツァークはフルトヴェングラーが好んで起用するなどこの時代のウィーンを代表する存在で、タミーノからローエングリンまで幅広いレパートリーを持っていました。やや鼻にかかったような独特の声質は他にあまり例がない個性的なもので、「大地の歌」の世界である世紀末の退廃や爛熟のイメージをこれ以上にないほど見事に体現しています。

■同時に録音された「リュッケルト歌曲集」も併録
 また同じセッションで収録された「リュッケルトの詩による5 つの歌曲」から3 曲をフェリアーの名唱でカップリング。もともと「大地の歌」の初出LP は2 枚組でその第4 面に収められていた3 曲で、「大地の歌」が同時期にコンサートでも演奏されたのに対して、「リュッケルト歌曲集」の方はレコーディングだけで取り上げられたのでした。中でも名作とされる大曲「真夜中に」と「私はこの世に忘れられて」は、フェリアーの極めて細やかな歌唱が作品に込められた人間の孤独感、神への希求と死への憧れを余すところなく表出しています。フェリアー、ワルター双方にとっても唯一の録音で、その意味でも特別な価値を持つ3 曲と言えましょう。

■「FFRR=Full Frequency Range Recording=全帯域録音」最大の成功例
 デッカのウィーン・フィルの録音会場といえばショルティの「指環」などで有名なゾフィエンザールですが、ゾフィエンザールに本格的に移行するのはステレオ時代になってからのことで、モノラル時代は主に、演奏会の本拠地だったムジークフェラインザールを会場としていました。響きが豊かで、客を入れない状態では残響を制御することが難しいともいわれるムジークフェラインザールですが、デッカは1950 年6 月のクリップス指揮の「後宮からの誘拐」からこのホールでセッションを重ねており、音響の対処法はマスターしていたようで、2 年後のこのワルターの録音でもオーケストラ各声部の明晰さ、バランスの良さ、そしてやや大き目の音像で配置された歌唱が今日でも極めて高い鮮度を保持していることには驚かされます。特にウィーン・フィルの個性的な木管群の音色の多様さ(映画で使われた「総天然色」という言葉が当てはまるかもしれません)、高弦の切れ味のよさ、低弦の迫力、トライアングルやシンバル、ドラなどマーラーが用いた打楽器が極めて克明に捉えられています。「大地の歌」終楽章コーダで明滅するチェレスタ、ハープ、マンドリンもそれぞれの楽器の響きがくっきりと刻印されています。この響きの鮮度の高さは、「FFRR(=Full Frequency Range Recording=全帯域録音)」と耳のイラストを組み合わせたロゴで有名なモノラル時代のデッカの特徴ですが、その成功例の一つがこの「大地の歌」といえましょう。名演・名録音ゆえにCD 初期の1984 年からCD 化され、リマスターも24bit/96kHz(Decca Legends 2000 年)、Super Audio CD ハイブリッド(2019 年)と重ねてきています。今回のSuper Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特にDSDマスタリングにあたっては、独自の「Esoteric Mastering」を使用。 入念に調整されたESOTERICの最高級機材Master Sound Discrete DAC とMaster Sound Discrete Clock を投入。またMEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。


収録曲
グスタフ・マーラー
Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲《大地の歌》
Das Lied von der Erde
[1] 第1 楽章: 大地の悲しみによせる酒の歌
Das Trinklied vom Jammer der Erde
[2] 第2 楽章: 秋に寂しきもの
Der Einsame im Herbst
[3] 第3 楽章: 青春について
Von der Jugend
[4] 第4 楽章: 美について
Von der Schönheit
[5] 第5 楽章: 春に酔えるもの
Der Trunkene im Frühling
[6] 第6 楽章: 告別
Der Abschied

《リュッケルトの詩による5 つの歌曲》から
Aus»Fünf Lieder nach Rückert«
[7] 私はこの世に忘れられて
Ich bin der Welt abhanden gekommen
[8] 私は仄かな香りを吸い込んだ
Ich atmet' einen linden Duft
[9] 真夜中に
Um Mitternacht

キャスリーン・フェリアー(アルト)
Kathleen Ferrier, Contralto
ユリウス・パツァーク(テノール) - 大地の歌
Julius Patzak, Tenor
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Wiener Philharmoniker
指揮: ブルーノ・ワルター
Conducted by Bruno Walter

[録音] 1952 年5 月14 日〜16 日、ウィーン、ムジークフェラインザール
[初出] Decca LXT 2721/2 (1952 年)
[日本盤初出] ロンドン・レコード LLA10106〜7 (1956 年1 月)
[オリジナル・レコーディング]
[レコーデイング・プロデューサー] ヴィクター・オロフ
[バランス・エンジニア] シリル・ウィンデバンク
[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック株式会社)
[テクニカルマネージャー] 加藤徹也(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスター] 2022 年12 月 エソテリック・マスタリング・センター、「Esoteric Mastering」システム
[解説] 浅里公三 山崎浩太郎
[企画・販売] エソテリック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社


この商品を見た人は、こちらの商品もチェックしています!

最近見た商品