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オフコース初のシングルレイヤーSACDが誕生！

　オフコースのオリジナル・マスターテープの音をSACDで聴きたい。それもシングルレイヤーで。

　その夢はユニバーサル ミュージックの協力のもと叶えられることとなりました。
　オフコースの魅力を凝縮したシングルレイヤーSACDベスト盤の誕生です。

　2015年オフコースは、デビュー45周年を記念して「ファンが選ぶベストCDアルバム」として18曲収録の「ever」をリリースしました。その後2018年ステレオサウンドは、このCDアルバムで選曲されている全曲のオリジナル・マスターを使用した２枚組アナログレコード「ever」（SSAR-034/035）を発売し、大変好評をいただきました。

　そしていよいよ今回、ステレオサウンドが新たに発売するオフコース初のシングルレイヤーSACD「ever」の収録曲は、ハイレゾ配信アルバムとしてユニバーサルミュージックからリリースされた「ever」と同じ20曲の構成となります。

　アナログ盤に収録されている18曲と、今回のシングルレイヤーSACDの収録曲20曲との違いは、「君住む街へ」がなくなり「時に愛は」「きかせて」「哀しいくらい」の３曲が新たに収録された構成になっていることです。

　製作は、日本歌謡界の大御所のレコード制作に携わってきた日本コロムビア株式会社の名匠、武沢茂氏の手によって行なわれ、20曲のすべてがオリジナル・マスターテープを使用してのDSD化です。

　オリジナル・マスターテープは、入念にメインテナンスが施されたスチューダーA80マスターレコーダーにセットアップされ、武沢チーフエンジニアの手によってリールごとに厳密なアジマス調整が行なわれ、マスターに収められているサウンドをあますことなく再生。テープからの再生信号はアナログEQを通してコロムビア製アナログコンソールを経由し、Merging Technologies社のPyramix Workstationと共に、Horus ConverterをEsoteric高精度ルビジュウム搭載のマスタークロック・ジェネレーターG-01Xで同期し、このSACDのマスターとなるDSD2.8MHzにA/D変換がなされています。

　全曲オリジナル・マスターテープから仕上げたシングルレイヤーSACDは、オフコースのオーディオファン必聴のベスト盤です。