【販売終了】THE PEANUTS The First Decade 1959〜1967 (アナログレコード) SSAR-027こちらの商品は完売(販売終了)いたしました。
【本作の仕様について】
※このレコードのA面は1曲目と2曲目をモノーラル・カッティング、3曲目以降をステレオ・カッティングした特別な仕様となっています。そのため、A面においては、2曲目が終了した時点でレコード針が3曲目に進みません。3曲目以降はレコード針を再度落とし直して再生するようお願いいたします。 販売価格8,800円(税込) [40ポイント進呈 ] 完売しました。 商品画像 ![]() 最良のアナログテープを吟味した選りすぐりの12曲を オールアナログプロセスにて独自カッティング! ザ・ピーナッツの『The First Decade 1959〜1967』は、1959年のデビュー以来日本における音楽シーンを牽引してきた彼女たちの数ある初期音源のなかから、音作りが突出している12曲をまとめた編集盤です。制作スタッフはキングレコードが半世紀以上に渡り保管してきたオリジナルのアナログマスターテープに加え、編集盤のために作られたプリントマスターまで徹底的にリサーチしヒアリング。その結果、最良と思われる複数本の1/4インチ・テープからいったん1/2インチ・テープのカッティングマスターを制作し、そのカッティングマスターを基にSTUDIO Dede/Dede AIRにてカッティングを施しています。STUDIO Dede/Dede AIRはヴィンテージ機材が充実したスタジオとして知られ、日本で唯一米国スカーリー製のカッティングレース(カッティングマシーン)が稼働中です。 ■収録曲 [SIDE A] 1. 可愛い花 MONO 2. 情熱の花 MONO 3. 白鳥の恋 4. ふりむかないで 5. ローマの恋 6. 恋のバカンス [SIDE B] 1. ジェルソミナ 2. 悲しき雨音 3. ウナ・セラ・ディ東京 4. ローマの雨 5. 銀色の道 6. 恋のフーガ ■『THE PEANUTS The First Decade 1959〜1967 』収録曲の聞きどころ [SIDE A] 1. 可愛い花 MONO スタジオ収録ならではの静寂感の中、ザ・ピーナッツの2人がていねいに歌い上げる様子が克明に伝わってくる。安藤八郎の奏でるビブラフォンと松本英彦によるテナーサックスの響きも残響感たっぷり。2分過ぎからのサビ・パートで響いてくるテナーサックスの音色がひときわ美しい。 2. 情熱の花 MONO バッキングに男性コーラス・グループがプラスされ華やかさが生まれている。パーカッション類が駆使されたラテンのリズムが曲を牽引し、ザ・ピーナッツの歌は躍動感に富む。モノーラル・カートリッジで再生すると、奥行き方向に楽器が並ぶ。 3. 白鳥の恋 文京公会堂で収録されたこの曲は、東京キューバン・ボーイズの演奏によるマンボのリズムに支えられている。2人の声にはエコーが多用され、左右チャンネルが効果的に活かされている。とりわけ要所に施されたフルートの音色や1分30秒過ぎから聞こえてくるサックスの音色はこのLPでないと味わえない。 4. ふりむかないで イイノホールで収録されたこの曲は、前曲とは音場が明らかに異なる。2人のヴォーカルが左右・中央と目まぐるしく定位が変わり、遊び心たっぷり。バッキングの音数もきわめて多く、男性コーラスまで加わるなど派手な演出がうかがえる。2人の声にかけられたエコーの響きも当時としては斬新そのもの。 5. ローマの恋 宮川泰アンサンブルによる情感に溢れた演奏が印象的で、2人の歌声もオトナっぽい魅力で聞き手に迫ってくる。2台のピアノは左右チャンネルにきっぱりと振り分けられ、曲を牽引。2人の声の持ち味がそれぞれの役割を担っているのが鮮明に享受できる。 6. 恋のバカンス 2人の声を左右チャンネルにくっきりと振り分け、中央にバッキング、メイン・ヴォーカルに寄り添うように男声コーラスが施される。1分25秒前後からの間奏は、レベルこそ控え目ながらドラムやホーン・セクションの音色が生々しく伝わってくる。 [SIDE B] 1. ジェルソミナ レオン・サンフォニエットによるバッキングが何より生々しく聞こえてくる。とりわけ冒頭のパーカッションとストリングスは白眉という他ない。ヴォーカールは左右チャンネルを効果的に活かしながら、聞き手に迫ってくる。音響的にここまで生々しいザ・ピーナッツの曲は、珍しい。 2. 悲しき雨音 カスケーズのカヴァー曲として広く知られるメロディが、ここではレオン・オールスターズの演奏により伸びやかな音で披露される。抑制の効いた2人の声が左右チャンネルに振り分けられ、流麗なストリングスの響きと溶け合う。 3. ウナ・セラ・ディ東京 ミルバのヒットを受け再ブレイクした曲。レオン・サンフォニエットによるバッキングは優雅かつ可憐な雰囲気を湛え、オトナっぽい歌声に終始寄り添う。厚生年金会館で収録されたこの曲は、録音陣のノウハウも確立されたのか隙のない音創りがたっぷりと堪能できる。 4. ローマの雨 ホーンセクションの響きとギターのリフが曲を牽引する。2人の声に施されたエコーは比較的控え目ながら、声自体の音圧はかなり高めにミキシングされている。この曲は後年、再録されたヴァージョンも存在するが、ここでは間奏部にハミングのあるオリジナル版を収めている。 5. 銀色の道 当初はギターを中心とする演奏が曲を牽引するが、徐々に音数が増えていくのが印象的だ。2人の歌声のトーンは終始変わらず、クールな雰囲気が貫かれている。終盤に登場するダイナミックなバンド・サウンドも聞きどころ。スタジオ収録曲だけに音の細部がひときわ透き通って聞こえる。 6. 恋のフーガ レオン・サンフォニエットによる躍動感に溢れる演奏に惹き込まれる。2人の歌い手としての力量が存分に発揮された曲で、とりわけ輪唱パートは何度聞いても飽きることがない。イイノホールで収録されているため、先のスタジオ収録曲とは音の広がりが異なって聞こえる。 【本作の仕様について】 ※このレコードのA面は1曲目と2曲目をモノーラル・カッティング、3曲目以降をステレオ・カッティングした特別な仕様となっています。そのため、A面においては、2曲目が終了した時点でレコード針が3曲目に進みません。3曲目以降はレコード針を再度落とし直して再生するようお願いいたします。 おすすめ商品
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